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古民家や銭湯、野球場で会社のイベントをしよう!
斬新な発想でスペース貸しを仲介する
「スペースマーケット」

加藤力
2014年10月22日
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ケータリングサービスを利用すれば
どんなスペースでもイベントができる

 そうした経験の中で、多くの経営者が予定調和的なパーティや会議、打ち上げなどに飽きていることを肌で感じていた。そこで考えついたのが、意外なスペースとの組み合わせによる付加価値の創出だ。冒頭で紹介したように、古民家で会議、銭湯でロケ、球場で会社総会など、ちょっとワクワクするようなスペース提案である。

 実際、オリジナリティのある会社イベントを企画したいという経営者は意外に多いのだとか。それは、同時にPR効果も演出することができる。

 さらに「ケータリングサービスの充実ぶりが追い風になった」(同氏)。ホテルでワンパターンのパーティより、食事もスペースも自分たちで企画し、よりオリジナリティのあるイベントを運営する。そんな流れがあるのだという。

 話を聞いていると、スペースマーケットは、単なるスペースのマッチング事業ではないということがわかる。スペースを通じた社内イベント提案であり、その方向性は多方面に及んでいく可能性がある。今後どんなビジョンを描いているのだろう。

 「もちろん、イベントとからめた展開も視野に入れています。広告代理店や旅行代理店的な機能を提供することもありえるでしょう。地方の案件も増やしていきたい」と重松氏。

 新しいオフィスビルや商業施設がにぎわうのは、ある意味当たり前。時間が経過した施設をどう活性化するかは、多くのオーナーが頭を悩ませているポイントだ。既存概念を打ち破るスペースマーケットの発想力は、救世主になり得るかもしれない。

(加藤 力/5時から作家塾(R)

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