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ヒントはここにあった!先端ITで日本企業の未来を変える

会話から新たなビジネスが生まれる仕掛けを作る――間違いだらけのエンタープライズソーシャル活用法(3)

安間 裕 [アバナード株式会社 代表取締役]
【第7回】 2014年10月29日
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 こんにちは。前々回のこの記事では、「エンタープライズソーシャル(企業内SNS)」の利用意向のない日本企業の60%が、「利用価値が不明確」と回答しているにもかかわらず、ちまたで溢れているのは「どうしたら浸透するか」であり、「目的の明確化」に回答していないという問題についてお話ししました。その上で、以下の順序で、検討することが重要であると説明しました。

(1)経営に対し「価値の遡及」をし、「目的を明確化」すること
(2)そのうえで、「浸透」の第一歩である「使い始める」仕掛けや環境を検討すること
(3)使い続けられる状態が継続されるように、経営側と働いている方々の、双方にメリットを感じられる「仕組み」を維持すること

 前々回は、上記の(1)の目的を定義し、前回は、(2)の使い始めるきっかけの仕組みについて述べました。

 今回は、最後の「使い続ける仕組み」の埋め込みです。

 前回までの説明である程度ご理解をいただいていると思うので、ここでは我々の海外の事例で、エンタープライズソーシャルの状況を、視覚で把握する機能をご紹介します。

ソーシャル反応の様子を
視覚化してみせる

 誰かが行った投稿を中心に据え、誰がコメントをしていて、どのくらい「いいね!」が押されているかを視覚的に見せることで、コメントをしたり、「いいね!」を押したりすることに対しての興味を保ち続けるというものです(下の画面)。

エンタープライズソーシャル活用の事例
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安間 裕 [アバナード株式会社 代表取締役]

団体系保険会社、外資系商社を経て、1998年にアクセンチュアに入社。その後外資系広告代理店を経て2001年に再度アクセンチュアに入社、アクセンチュア・テクノロジー・ソリューションズの設立に携わり2002年8月に同社代表取締役社長に就任。2009年アクセンチュア執行役員アウトソーシング本部長、2010年執行役員ビジネスプロセス・アウトソーシング統括本部長を歴任。副社長としてフューチャーアーキテクトの経営に携わった後、2014年4月にアバナードに入社。1982年明治大学文学部文学科フランス文学専攻卒。1959年生まれ。


ヒントはここにあった!先端ITで日本企業の未来を変える

IT業界のフロントランナーである筆者が、日本企業の経営やビジネスの最前線で働く人々に向けておくる連載第2弾。昨今のITで起きていることを、いわゆる「Buzz Word(はやり言葉)」としてではなくビジネスの言葉で解説。客観的データを基にした冷静な分析で、今日から仕事への意識を変えられるヒントを提供する。

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