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10月27日 10時18分
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フィスコ

テクノスジャパ---ビッグデータ事業への投資強化、資源投下を足がかりに業績予想見直し

<3666>  テクノスジャパ  -  -
テクノスジャパン<3666>は24日、第2四半期及び2015年3月期通期業績予想の修正を発
表した。通期予想については、売上高が前期比6.3%増の44.43億円(従来計画は
50.25億円)、営業利益が同7.4%増の4.19億円(同5.84億円)、経常利益が同4.29億
円(同5.92億円)、純利益が同8.2%増の2.64億円(同3.93億円)と、それぞれ当初
想定を見直す。
主な要因としては、ERP事業において、当初受注を見込んでいた大型案件の延期や新
製品開発に伴う資源投下という。同社は10月3日付で独自ソリューション「Factシリ
ーズ」の機能・性能改善を進め、大幅刷新した。ERP事業の中核となる「Fact-Core」
シリーズは、従来型シリーズの導入期間・コスト面40%削減を実現。開発技術の向上
により、高い品質レベルでの提供を可能としたほか、クラウド上で環境整備できるた
め、安易に開発が進む。また、ビッグデータ周辺ソリューションとして「Fact-
Garden」シリーズの提供を始めた。これら製品群の充実を図ることで、中核ビジネス
のサービス向上を図っていくという。

一方で、ビッグデータビジネスは好調のようだ。同社は子会社であるテクノスデータ
サイエンス・マーケティング株式会社(TDSM)を昨年10月に設立してより、データサ
イエンティストも40名程抱えるまで成長した。また、ビッグデータ事業強化にむけて
米国トレジャーデータ社とのクラウド型データマネージメントサービスへ転送するコ
ネクタを国内初で提供。データディスカバリー分野においても、米国
TableauSoftware社との戦略的提携、グローバル規模でのソーシャルメディア分析に
おいても、米国Netbase社との提携を実現させ、ビッグデータ事業を遂行するサービ
ス拡充が進んでいる。

最も注目すべきは、この10月に独自製品として「Predictive Lead-Scoring」を提供
開始したことだ。IT専門サイトや国内最大級ITイベントである「ITProEXPO2014」で
も本製品が紹介され、MA(マーケティングオートメーション)市場での注目度がさら
に高まっている。欧米で拡がりを見せたMAツールを導入する動きが漸く日本で拡がり
始めている。同社は、現在MA大手プロバイダ数社と業務提携を進め、API機能装填に
向けた開発を進めている。

今後もビッグデータビジネスの将来性がさらに強まっていくことから、積極的な資源
投下は続けるという。グループ全体としても中核ビジネスであるERP事業と成長戦略
であるビッグデータ事業のシナジー効果を高めることを狙いとして、次世代ビジネス
戦略室新設を行っている。

企業にとって重要な情報とは、経営基幹情報(ERP)にとどまらず、メールや設計書
といった文書等の社内管理情報や、POS・SNS等の顧客情報も含めれば、多くの情報を
統合・分析することが可能なのであるが、サイロ化(他部門間との連携をせず、部門
内で自己完結してしまうこと)が進んでしまった多くの企業では、それら情報を横断
的に活用できる企業が少ないという。

経営基幹情報(ERP)にとどまらないデータ経営推進にむけ「戦略システム」の構築
を進めていく同社は、企業支援にむけた付加価値はさらに高めていくという。3~5年
後のビジネスを有利にしていくための先行投資であり、企業においては経営陣自らが
情報戦略を立てることが求められる時代が来ており、同社の動向から目が離せない。

(フィスコ)

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