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短答直入

星野リゾート社長 星野佳路 
“独自性”で世界に通用する旅館を目指す

週刊ダイヤモンド編集部
2014年10月31日
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独自のノウハウで、地方の旅館やホテルを甦らせてきた星野リゾート。収益性の低い日本の旅館・ホテル業において、経常利益率20%などの数値目標を掲げ、「リゾート運営の達人」を標榜している。2015年にはタヒチ・ランギロア島、インドネシア・バリ島でのホテル運営を、16年には東京・大手町に旅館の開業を予定する。東京五輪に向け開業ラッシュとなる東京のホテル事情と、開業予定の高級旅館「星のや東京」について聞いた。

――「星のや東京」の開業に向けた進捗状況はいかがですか。

ほしの・よしはる/1960年、長野県軽井沢生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、米コーネル大学経営学修士号取得。87年、米国で他の日系ホテル開発会社に入社。89年に帰国後、家業である星野温泉(現・星野リゾート)に入社するも半年で退社。金融機関に転じホテルの債権回収業務を担当。91年に再入社し社長に就任。
Photo by Rika Yanagisawa

 2016年のオープンに向けて予定通り進んでいます。客室数は80室強。部屋の広さは40~80平方メートルを中心に、90平方メートル以上のタイプも用意します。星のや軽井沢とほぼ同じ規模感で、運営の手法も全く一緒です。スタッフは「マルチタスク」。きめ細やかなサービスが行えるように、1人1人のスタッフが受付から接客、清掃まで全ての作業をこなします。

――併設される温泉にも関心が高まっています。

 温泉に頼るのはよくない。僕は「温泉は要らない」と言ってるくらいですよ。温泉ではなく、星のやの魅力で勝負します。

 例えば星のやでは部屋の清掃を外部委託せず、社員が行っています。お客様を理解し、おもてなしにつなげる重要な業務だからです。部屋の清掃は、西洋式ホテルにおいては「元通りに整える」ことですが、私たちにとっては「客仕様にカスタマイズ」することですから。

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円高や原燃料高など、企業の経営環境が厳しさを増すなか、日本を代表する企業のトップはどんな成長戦略を講じているのか。話題の企業の内実に鋭く切り込むインタビュー。

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