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中谷彰宏の人生道場

その時起こった面白い話を
冒頭に持ってくる。

~ なぜあの人は人前で話すのがうまいのか No.007 ~

中谷彰宏 [作家]
【第7回】 2007年12月3日
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『中谷彰宏の人生道場』テーマ第1弾は、「話し方」です。自分の思ったことをわかりやすく伝えたり、相手を説得したりするためにはコツがあります。多数の講演をこなしてきた中谷彰宏が、自身の経験を活かし、「話し方」の極意を公開します。


その時起こった面白い話を
冒頭に持ってくる。


 自分で準備したメモより話が長くなってはいけません。

 吉田照美さんの台本をのぞいたら、単語に丸がついていました。話を「キーワード」や「単語」で覚えていっているのです。日本語だから、あとはそれをつないでいくだけです。

 外人は話がうまいと思っていますが、準備しているのです。準備してきて、捨てているのです。

 「この話は準備できないでしょう」と言われます。でも、準備してきたものを捨てて、「今日会場へ来てからこんなことがありました」というトピックに置きかえているのです。

 「もしスピーチと言われたら、なんて言おうかな。いくつかのネタの中で、どの1つにしようかな。最後ここがオチで、30秒だな」と考えて行くのです。

 会場に行くと、たいてい面白いことが起こります。私は大体その時起こった面白いことを冒頭に持ってきます。準備してきた笑えるネタは、一番最後に持っていきます。

 冒頭に今起こったことを話すと、ナチュラルに話に入っていけます。

 「それではごあいさつを」と言って、「若輩者が諸先輩を差しおきまして」「皆さんから一段高いところから」という言いわけをやってしまうと、聞き手もかたまるし、自分自身もかたまって、マイナスになります。

 「えーっと」と言ったり、「ア、ア、マイク入っていますか」と言って、よけいムダな時間を使うことになってしまうのです。

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中谷彰宏 [作家]

1959年4月14日、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒。博報堂で8年間CMプランナーの後、株式会社中谷彰宏事務所設立。ベストセラー「面接の達人」シリーズを含め、著書多数。中谷彰宏公式ホームページ
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