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週刊・上杉隆

“婚約指輪は給料3ヵ月分”が秘めるダイヤ暗黒の歴史

上杉 隆 [(株)NO BORDER代表取締役]
【第11回】 2007年12月26日
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 クリスマスシーズンは終わったが、銀座のイルミネーションは消えそうもない。むしろ、光に彩られた街は、時々刻々、成長しているかのようだ。

 銀座四丁目交差点を中心とした目抜き通りには、高級ブランド店の出店が相次いでいる。2007年だけでも、グッチ、ブルガリ、アルマーニなどの旗艦店がオープンした。2000年以降続いているこの傾向にはますます拍車がかかっている模様だ。

 言うまでもなく、各ブランドの狙いは、日本市場でのさらなる需要の喚起と勢力拡大および確保だ。不景気とは言われながらも、高級宝飾店や服飾店には多くの客が集まり、依然好調な売り上げを維持している。中でも特筆すべきは、デビアスの路面店(デビアス銀座ビル)の出店である。

 マロニエ通りに出現した奇抜な外見のこのビルには誰もが目を奪われる。これまで、謎に包まれていたデビアスグループの鬱憤を一気に晴らすかのような建物だ。

ダイヤ利権をめぐる暗い歴史

 南アフリカ共和国のヨハネスブルグに本社を置くデビアスは、長い間、ダイヤモンド原石の採掘・加工・供給会社として、世界市場を独占してきた。だが、そのブランド名を表に出すことはほとんどなかった。

 たとえば、年末の新聞各紙の広告をみればわかるだろう。「ダイヤモンドは永遠の輝き」というキャッチコピーには社名がない。ほとんどの読者が気づかない程度に小さく「デビアス」の名が記されているに過ぎない。

 世界のダイヤモンドビジネスを1世紀以上にわたって支配してきたデビアスグループが日本に進出したのは2001年のことだった。LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)との合弁会社「デビアスLV」が、高島屋、松屋、伊勢丹などのデパートに小売店を出店したのだ。

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上杉 隆 [(株)NO BORDER代表取締役]

株式会社NO BORDER代表取締役。社団法人自由報道協会代表。元ジャーナリスト。1968年福岡県生まれ。都留文科大学卒業。テレビ局記者、衆議院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者、フリージャーナリストなどを経て現在に至る。著書に『石原慎太郎「5人の参謀」』 『田中真紀子の恩讐』 『議員秘書という仮面―彼らは何でも知っている』 『田中真紀子の正体』 『小泉の勝利 メディアの敗北』 『官邸崩壊 安倍政権迷走の一年』 『ジャーナリズム崩壊』 『宰相不在―崩壊する政治とメディアを読み解く』 『世襲議員のからくり』 『民主党政権は日本をどう変えるのか』 『政権交代の内幕』 『記者クラブ崩壊 新聞・テレビとの200日戦争』 『暴走検察』 『なぜツイッターでつぶやくと日本が変わるのか』 『上杉隆の40字で答えなさい~きわめて非教科書的な「政治と社会の教科書」~』 『結果を求めない生き方 上杉流脱力仕事術』 『小鳥と柴犬と小沢イチローと』 『永田町奇譚』(共著) 『ウィキリークス以後の日本 自由報道協会(仮)とメディア革命』 『この国の「問題点」続・上杉隆の40字で答えなさい』 『報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪』(共著) 『放課後ゴルフ倶楽部』 『だからテレビに嫌われる』(堀江貴文との共著)  『有事対応コミュニケーション力』(共著) 『国家の恥 一億総洗脳化の真実』 『新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか』 『大手メディアが隠す ニュースにならなかったあぶない真実』


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