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ハッピーキャリアのつくりかた
【第5回】 2008年2月22日
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金澤悦子 [『はぴきゃり』編集長/フォーウーマン代表取締役]

「ありがとう」と言える女になろう

 広告営業時代、絶対にやってはいけない失敗を同じお客様に繰り返しやってしまったことがありました。

 その失敗とは、制作した広告に誤字脱字があるまま雑誌に掲載してしまったことです。広告料金をいただいているわけですから、一度だって許されることではありませんが、二度とこのようなことがないようお客様に誓ったそばから、またやってしまいました。刷り上がった雑誌を開いて、その事実に気づいたとき、思わず「なんで私ばっかり…」そう口走ってしまいました。

 だって、絶対にミスは許されないと何度も確認して入稿したのに、印刷する段階でミスが起こってしまったんですから。実は最初のミスも私の確認後に編集者が勝手に変更した箇所で起こったものでした。「私は悪くないのに…何でこうなるの?」そんな気持ちでした。

 でも、原因は私にありました。もちろん、ミスしたのは印刷会社でしたが、その背景には私のスケジュール管理の甘さがあったんですね。私はいつも締め切りを守らず、スタッフや印刷会社の方に迷惑をかけていました。たくさんのお客様を担当していたし、お客様の都合もあるし、と、言い訳はいくらでもありましたから…。正直に言うと、「売ってるんだから少しぐらい大目に見てよ」という気持ちがありました。そんな私の仕事を気持ちよくしてもらえるわけがありませんよね。私の甘えから発生した負の思いが積み重なりミスを誘発していたのでした。

 「他人は自分の鏡」

 自分が思っていることは必ず相手に伝わる、という意味の言葉です。客室乗務員の友人から聞いた言葉で、「どんなお客様にも感謝の気持ちを持って」というメッセージを込めて、客室乗務員の先輩から後輩へと受け継がれているのだそうです。

 もし、あなたが「やってもらって当然」と思えば、相手も「仕方なくやってる」となるでしょうし、「やってくれて本当にありがとう!」と思えば「○○さんのためなら一肌脱ぎますよ」となる。特に、部下や後輩、アシスタント、社外の業者さんなど、自分よりも弱い立場の人ほど感謝しましょう。あなたはその人たちのサポートがなければ決していい仕事はできないのですから。

 きっかけ美人は周囲を心地よくさせるオーラを持つ女性です。そんなオーラに人は引き寄せられていくのです。

 さて、今日は何回「ありがとう」を言いましたか?

 

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金澤悦子 [『はぴきゃり』編集長/フォーウーマン代表取締役]

リクルートを経て、キャリアデザインセンターの創業メンバーとして転職。広告営業部長、広報室長等を経て、2001年、女性のためのキャリア転職情報誌『ワーキングウーマンtype(現:ウーマンtype)』を創刊し、編集長に就任。2004年、同社退社。2005年、有限会社フォーウーマンを設立。同年10月、ブログを活用した「お仕事ブログ」コミュニティサイト『はぴきゃり』を立ち上げ、働く女性のキャリア支援を続けている。お仕事ブログで出会う・つながる・成長する。ハッピーキャリアへの“きっかけ”コミュニティ『はぴきゃり』はこちら


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女性のキャリア支援を続けてきた著者が、これまで出会った数多くの働く女性から得た「ハッピーキャリア」へのヒントを余すところなく紹介。仕事も人生もHappyに生きるコツ教えます。

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