株式レポート
11月25日 17時0分
バックナンバー
著者・コラム紹介

株式レポート

日々の最新市況ニュース、個別銘柄のトピックスや値上がり・値下がりランキング、テクニカル分析等のニュースを配信します。また重要経済指標の事前予想や結果の分析、ストラテジスト、アナリストの相場分析も読めます。(記事提供:フィスコマネックス証券

>> 最新株式ニュース一覧はこちら
>> 株式レポート一覧はこちら

マネックス証券

中国2年4か月ぶりの利下げを受けて、IPO再開懸念も香港株が反発か - 中国株 Market Pick Up 今週の注目ポイント

先週の中国株式市場
―冴えない製造業PMIを背景に「滬港通」に失望売りが続きハンセン指数反落―


<先週の概況>

先週の中国株式市場はまちまちでした。ハンセン指数は前週比約2.7%下落し、2万3,437ポイントで引けました。また、上海総合指数は週間で8ポイント高の2,486ポイントとなっています。

先週のハンセン指数は、HSBC中国製造業PMIが予想に届かなかったことに加え、 17日に開始した香港と上海の相互取引が低調なことへの失望が高まり、売りが優勢となり、先々週回復した心理的な節目である2万4,000ポイントを割り込みました。


中国株式市場バリュエーション




業種別リターン



香港ハンセン指数採用銘柄 週間騰落率ランキング



<上昇>

香港ハンセン指数構成銘柄のうち6銘柄が上昇しました。1銘柄が変わらず、43銘柄が下落しました。原油安を背景に売られていた原油採掘の中国海洋石油(CNOOC)や中国石油天然気(ベトロチャイナ)が値ごろ感で買われました。中国蒙牛乳業(チャイナ・メンニウ・デイリー)も上昇し、週間で2%上がりました。

<下落>

一方、17日に開始した上海との証券相互取引が低調で、香港交易及結算所(香港証券取引決済所)には失望売りが続き、週間で10%近く下げました。中国当局が発表した10月の中国主要70都市新築住宅価格が前月に引き続き、低調な内容となったことも重荷となり、中国海外発展(チャイナ・オーバーシーズ・ランド・インベストメント)といった本土系不動産株も売られました。中国インターネット大手の騰訊HD(テンセント)も週間で6%近く下げました。

先週発表された主な経済指標

11月20日 HSBC中国製造業PMI 11月 50.0 市場予想 50.2 前月 50.4

11月のHSBC中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.0と、市場予想の50.2を下回り、前月の50.4から小幅に悪化しました。

内訳をみると、新規海外受注(52.8→50.5)と生産(50.7→49.5)は下落した一方、輸入価額(44→45)や生産価格(45.6→46.8)などの価格指数は上昇しました。




今後発表される主な経済指標

特に重要な経済指標の発表はありません。

マーケットビュー
―中国2年4カ月ぶりの利下げを受けて、IPO再開懸念も香港株が反発か―

先週のハンセン指数は週間で2.7%下落しました。HSBC中国製造業PMIが予想より悪化したことや、上海から香港への取引が予想よりも低調となったことが相場の重荷となりました。特に上海から香港への投資額をみると、買いの上限は1日当たり105億元に設定されましたが、その金額を使った売買は日を追うごとに減少しつつあります。初日から買いは上限のわずか16.8%にとどまり、18日には上限の7.6%に減少しました。19日と20日は約2%に落ち込むと21日には1.6%まで低下しました。期待とは裏腹に取引が膨らまないことから失望売りが優勢となり、先々週回復した心理的な節目の2万4,000ポイントを割り込みました。

テクニカル面では、先週ハンセン指数は一時的に800ポイント余り下落しましたが、200日移動平均線(2万3,261ポイント)が相場の下支えとなることが意識され、下げ渋ると金曜日には小幅に反発しました。

また、先週金曜日の夜に、中国の中央銀行である「中国人民銀行」が22日から金融機関が企業に資金を貸し出す際の基準金利を、現在の年率6%から0.4%引き下げて年率5.6%に、預金の基準金利を現在の年率3%から0.25%引き下げて年率2.75%とすると発表しました。中国が金利を引き下げるのは、おととしの7月以来、およそ2年4カ月ぶりです。加えて、ECBのドラギ総裁が物価上昇率を引き上げるために「やるべきことをやる」と発言したことから、国債の買い入れを含めた量的金融緩和に踏み切るとの思惑が強まり、欧米株も軒並み上昇しました。これらの緩和的な環境が相場にとって反発の起爆剤となるでしょう。

懸念材料としては、前週金曜日から中国で11銘柄の新規株式公開(IPO)再開が予定されており、需給面での悪化が挙げられます。但し、力強い利下げを受けて、短期的には銀行株や不動産株などの高騰が相場全体を牽引する可能性が高いと思われます。ハンセン指数は月曜日に一気に2%近く上昇し、25日の移動平均線を突破しましたが、どこまで上値を伸ばせるかがポイントとなりそうです。今後は75日の移動平均線(2万4,030ポイント)を試すような展開となるかどうかが注目されます。

フィナンシャル・インテリジェンス部 林 宇川(Tony Lin)

■ご留意いただきたい事項
マネックス証券(以下当社)は、本レポートの内容につきその正確性や完全性について意見を表明し、また保証するものではございません。記載した情報、予想および判断は有価証券の購入、売却、デリバティブ取引、その他の取引を推奨し、勧誘するものではございません。当社が有価証券の価格の上昇又は下落について断定的判断を提供することはありません。
本レポートに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、当社の意見や予測をあらわすものではありません。また、提供する情報等は作成時現在のものであり、今後予告なしに変更又は削除されることがございます。
当画面でご案内している内容は、当社でお取扱している商品・サービス等に関連する場合がありますが、投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的として作成したものではございません。
当社は本レポートの内容に依拠してお客様が取った行動の結果に対し責任を負うものではございません。投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。
本レポートの内容に関する一切の権利は当社にありますので、当社の事前の書面による了解なしに転用・複製・配布することはできません。当社でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動・金利の変動・為替の変動等により、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。また、発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等により、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
なお、各商品毎の手数料等およびリスクなどの重要事項については、マネックス証券のウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」(※)をよくお読みいただき、銘柄の選択、投資の最終決定は、ご自身のご判断で行ってください。
((※)https://info.monex.co.jp/policy/risk/index.html)

■利益相反に関する開示事項
当社は、契約に基づき、オリジナルレポートの提供を継続的に行うことに対する対価を契約先金融機関より包括的に得ておりますが、本レポートに対して個別に対価を得ているものではありません。レポート対象企業の選定は当社が独自の判断に基づき行っているものであり、契約先金融機関を含む第三者からの指定は一切受けておりません。レポート執筆者、並びに当社と本レポートの対象会社との間には、利益相反の関係はありません。

(マネックス証券)


マネックス証券
株式売買手数料(指値) 口座開設
10万円 30万円 50万円
100円 250円 450円
【マネックス証券のメリット】
日本株投資に役立つ「決算&業績予想」、信用取引ではリスク管理に役立つ信用取引自動決済発注サービス「みまもるくん」が便利。米国株は最低手数料5ドル(税抜)からお手軽に投資が可能で、米国ETFを通じて世界中に分散投資できる。投資先の調査、リスク管理、リスク分散など、じっくり腰をすえた大人の投資ができる証券会社と言えるだろう。一方、短期・中期のトレードに役立つツールもそろっている。逆指値ほか多彩な注文方法が利用できる上に、板発注が可能な高機能無料ツール「新マネックストレーダー」が進化中だ。日本株、米国株、先物取引についてロボットの投資判断を日々配信する「マネックスシグナル」も提供しており、スイングトレードに役立つ。
【関連記事】
◆AKB48の4人が株式投資とNISAにチャレンジ!「株」&「投資信託」で資産倍増を目指せ!~第1回 証券会社を選ぼう~
◆マネックス証券おすすめのポイントはココだ!~日本株手数料の低さ、ユニークな投資ツールが充実しているネット証券大手
マネックス証券の口座開設はこちら!

 

株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券!最新情報はコチラ!
ネット証券口座人気ランキングはコチラ!
NISA口座を徹底比較!はコチラ
株主優待おすすめ情報はコチラ!
優待名人・桐谷さんの株主優待情報はコチラ!

 

Special topics pr

ZAiオンラインPickUP
[クレジットカード・オブ・ザ・イヤー2017]2人の専門家が最優秀クレジットカードを決定! 2017年版、クレジットカードのおすすめはコレ! おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き その 【株主優待】最新の株主優待情報更新中! アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、 本当は“ゴールド”ではなく“プラチナ”だった!? 日本初のゴールドカードの最高水準の付帯特典とは?
ランキング
1カ月
1週間
24時間
じぶん銀行住宅ローン 「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」付帯サービスはプラチナカード顔負け!最強ゴールドカード 実力を徹底検証 アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!


 

9月号7月21日発売
定価730円(税込)
◆購入はコチラ!

Amazonで「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!


【攻め&守りの高配当株&株主優待ベスト117】
攻めと守りで儲かる高配当株」の投資法
今が買い高配当株52銘柄を大公開
高配当株億を作った個人投資家のワザ
・27%超も!「株主優待」目的別ベスト117
・「優待+配当」の合計利回りランキング
確定拠出年金読者損益リアル白書
・17年上半期の投信上昇率ランキング
4年ぶりの買い場高利回りJリート
LINEなど5大ポイントの貯める&使うテク
定年後の5年間でトクする働き方
東芝など不祥事株の売り・買い診断
・東証1部昇格期待株を先回りで狙え!
不足する高齢者施設の問題点とは?

「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!

>>「最新号蔵出し記事」はこちら!

>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

Apple Pay対応のクレジットカードで選ぶ! Apple Payに登録して得する高還元率カードはコレ! 堀江貴文や橘玲など人気の著者のメルマガ配信開始! クレジットカードに関するクチコミ情報大募集中!