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金融機関の実態に再び疑いの目 「レベル3資産」の膨張に要注意

2008年6月11日
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 米国で金融株が、再度軟化の気配を見せている。シティグループは、3月17日安値17.99ドルから4月28日高値27.35ドルまで+52.0%の上昇を見せた。ところが5月以降は軟調に転じ、5月21日には21.01ドルまで下落。最安値まで3ドルという不安な水準である。大手証券・投資銀行のメリルリンチ、ゴールドマン・サックス(GS)等の株価も、5月初めに戻り高値をマークした後に、同様の軌跡を描いている。

追加評価損 発生の危惧 「4月の楽観」を打ち消すレベル3資産 width=

 空売り勢の買い戻しに一巡感が出たこともあるが、最大の要因は、金融機関の実態悪に投資家の目が再び向き始めたことであろう。「3月の悲観」の後、「4月の楽観」で投資家のマインドは大きく改善してきた。しかし、5月中旬あたりから潮の流れが変化し始め、アナリストから欧米金融機関の実態悪、追加評価損観測のレポートが出始めている。

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