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12.14総選挙は自公圧勝、THE MANZAIはベテラン圧勝
求む!政治家と芸人に若い力、新しい顔、夢、希望

降旗 学 [ノンフィクションライター]
【第98回】 2014年12月20日
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 いまごろ選挙の話を書いてもしょうがないが、予想どおり全く盛り上がらなかった衆院総選挙は与党が圧勝した。獲得議席数で言ったら自民党はマイナス3、公明党がプラス4議席だから変化はないのだが、民主党は11議席も増やしたのに野党どうしで食いあった結果となり、与党に何の打撃も与えられなかった

 それどころか、野党第一党・民主党の代表である海江田万里が落選。総理経験者の菅直人が比例復活で四百七十五人目の駆け込み当選という体たらくだ。かつてはファーストレディだった伸子夫人の選挙演説は見ていて痛々しいほどだった。

 夫人の演説が痛々しいと言えば、夫婦喧嘩が激しすぎて警察を呼んじゃった渡辺喜美夫人のまゆみさん。一説によるとサッチーも道を譲るくらいの恐妻家らしいのですが、夫人の応援演説も甲斐なく、みんなの党という名の「我が身の党」代表・渡辺喜美は栃木三区の有権者に見限られました。

 そして、群馬五区の有権者は、疑惑のお嬢ちゃん政治家・小渕優子を選んだ。しかも次点に九万票の差をつけ、驚きの十一万票を獲得。群馬ってそーいうところなのかしらね。

 団扇大臣こと松島みどりも当選しましたが、彼女が配った団扇に違法性はないとのことなので、他のセンセイ方はこれからどんどん団扇をつくって配りましょう。カレンダーも大丈夫です。地検のお墨付きが付いたので、公選法違反に問われることはありません。小泉進次郞の団扇なんか、全国の進次郞ファンが欲しがるぞ。しかし、みどりの団扇がOKなら、優子が配ったワインも大丈夫ってことなんでしょうか。

 代表は落選するわ元総理はぎりぎりで駆け込むわ日付が変わろうとしているのにまだ幹事長の当確は出ないわでさんざんの民主党は、居座り親分こと海江田万里が「ただの人」になり、代表の椅子が空いた。

 その椅子をめぐり民主党内でまた醜い争いが始まろうとしているのだが、真っ先に手を挙げたのが、そのむかし山本モナちゃんとの不倫旅行をスッパ抜かれた細野剛志。娘の運動会の日に若い女性と不倫旅行に出かけちゃいけませんよね。

 いま言われているのが、野党再編(野党どおしチィチィパッパと手をつなごう作戦)なら細野、前原誠司。自主再建(アンチ橋下徹の労組にお願い作戦)なら岡田克也、枝野幸男が党の筆頭格になるが、はっきり言って見飽きた顔ばかり。

 いまでは信じられないけど、民主党はかつて与党だった。

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降旗 学[ノンフィクションライター]

ふりはた・まなぶ/1964年、新潟県生まれ。'87年、神奈川大学法学部卒。英国アストン大学留学。'96年、小学館ノンフィクション大賞・優秀賞を受賞。主な著書に『残酷な楽園』(小学館)、『敵手』(講談社)、『世界は仕事で満ちている』(日経BP社)他。


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三面記事は、社会の出来事を写し出す鏡のような空間であり、いつ私たちに起きてもおかしくはない事件、問題が取り上げられる。煩瑣なトピックとゴシップで紙面が埋まったことから、かつては格下に扱われていた三面記事も、いまでは社会面と呼ばれ、総合面にはない切り口で綴られるようになった。私たちの日常に近い三面記事を読み解くことで、私たちの生活と未来を考える。

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