オバマ大統領がクラウドファンディングを法律化させた

「投資型」や「株式型」などの金融(エクイティ)に関する法律は現在、グレーな部分であると言えるでしょう。アメリカにおいては、2012年にオバマ大統領が承認を得たJOBS法(Jumpstart Our Business Startups Act)において、初めてクラウドファンディングに関しての法律が盛り込まれました。このことにより、クラウドファンディングはアメリカにおいて合法化されました。

この法律が通った背景には、アメリカにおける上場の数が減ってきていることがあります。上場コストがかかるという理由から、上場をさけている企業が増えているのです。そのため、大手ではなくても投資が集められるというクラウドファンディングが人気を集めました。

しかし、JOBS法でクラウドファンディングのビジネスが認められているものの、アメリカの証券取引委員会(SEC)では、これからどうやって証券などのエクイティを運営管理していったらよいのかというのが、当面の課題として残っています。