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男の食育 笠井奈津子

お酒は1日1杯まで、おかわり禁止…
実は未達に終わる“我慢だらけの目標”の罠

笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]
【第7回】
この戸をあけたら終わり…と諦めるのは早すぎます。今年こそ、誘惑に負けない目標の立て方を考えませんか?

 もうあっという間に1月の半ばですね。仕事がはじまってしまうと、つい3週間くらい前のクリスマスはおろか、お正月も随分と昔のことのように思えます。でも、新年に「今年こそは!」と掲げた目標がはるか昔のことにならないように、今回は目標の立て方、考え方についてお話していきたいと思います。

 と、その前に…反省も含めて、私から昨年の目標未達成を告白させてください。

 昨年、私が掲げた目標は2つありました。ひとつは“休肝日を設けること”です。達成するため、手帳に飲んだお酒の量を書くようにして、飲酒量を見える化し、週初めに予定を加味した上で飲まない日を決めておくことにしました(毎週月曜日は、などと決めると、想定外の予定や事情も出てくるので、1週間単位で具体的に決めることが良いと思います)。

 これだけで、なんなく目標はクリアできました…が、簡単にクリアできたら、どのようなことが起きたでしょう。

 「なんだ、私もやればできるのね!」

 と妙な安心感を覚え、いつしか飲酒量を書くことすらしなくなり、そのうち、外食が続いて…などの事情でなし崩しになってしまったのです。年末を迎えた頃には、またほとんど毎日お酒を楽しむ生活へと戻っていました。

 過去にダイエットに成功された経験がある方、特に「1日1食」などのストイックなダイエットに成功された方の中には、乗り越えた達成感が大きい分、「ダイエットはいつでもできる」と油断してしまいがちな方がいます。その方たちの気持ちが、今回、よくわかりました…。自信が過信になってしまったら要注意ですよね。

目標を1日1回絶対に思い出す
スマホを使った“仕掛け”とは

 真に目標を達成するということは、もうその目標を掲げる必要がないくらいまで徹底して行うことだと、今回の経験から肝に銘じました。目標を完全に習慣として落とし込み、「あたりまえ」になるまで、毎日意識する機会を作ることが欠かせないように思います。

 「飲酒量をメモする」「週初めに休肝日を決める」などの具体的な習慣に落とし込むことも大事ですが、やはり目標を常に意識できるようにしなければ、忙しさに流されて、ついつい忘れてしまいがちですよね。

 では、どうすれば目標を常に意識できるようになるのでしょうか。

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笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]

東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科を卒業後、栄養士免許取得。現在、栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストとして活躍中。都内心療内科クリニック併設の研究所での食事カウンセリングやセミナーなどで、これまでに携わった8000通り以上の食事記録をもとに食事指導を行っている。また、“食卓に笑顔を”の願いのもと、『Smile table』を主宰し、ビジネスマン向けに企業内研修、カウンセリングをするほか、ワークショップなども実施している。最新の情報などはこちらへ。
著書には『甘い物は脳に悪い』『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』がある。
文化放送「オトナカレッジ・健康学科」に隔週木曜日出演中。詳しくはこちらから→オトナカレッジHP
ポッドキャスト「オトナカレッジ・聴く図書館」でも聴けます。番組紹介動画はこちら

 


男の食育 笠井奈津子

目、肩や腰の痛み、毛、お腹周り、ニオイ……。男も年を重ねれば重ねるほど、若い頃は気が付かなかった悩みに振り回されることになる。そんなとき、対策の1つになるのが「食」だ。しかし、男性が自分で正しいと思った対策するのには、注意が必要だ。実は思い込んでいる知識が勘違いであるばかりか、症状は悪化、さらに若さを一層失うことになりかねないからだ。この連載では、そんな「食」の知識に未だ乏しいミドル男性に対し、若い頃と変わらない身体を保ってもらう「男の食育」を行っていく。

「男の食育 笠井奈津子」

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