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【花王】
「半歩先」の製品を実現する
業界随一の研究開発費比率

週刊ダイヤモンド編集部
【第160回】 2015年1月16日
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日用品大手、花王が好調だ。9期ぶりに営業最高益を更新した2013年に続き、14年もさらに上乗せを見込む。背景は、花王の“本領”、高付加価値商品の開発力にある。

 2014年12月期、過去最高の連結売上高1兆3900億円(前期比5.7%増)、営業利益1300億円(同4.3%増)を見込む日用品の“巨人”、花王。

 06年に子会社化した、カネボウ化粧品の白斑問題に絡み、症状の重い被害者への補償金の計上が、14年12月期の予想純利益(750億円)を下押しするとみられている。だが、カネボウの買収で24期続いた経常増益記録こそ途絶えたものの、国内最長の増配記録の方は、14年12月期で25期連続の達成が確実視される。15年12月期を最終年度とする中期経営計画の目標である連結売上高1兆4000億円、営業利益1500億円の達成は、十分射程内だ。

 目下の好調の背景には、国内外における各種洗剤や紙おむつといった日用品の伸長がある。

 14年第3四半期(1~9月期)のセグメント別の連結売上高で、紙おむつや生理用品など「ヒューマンヘルスケア事業」は前年同期比10%強、衣料用洗剤など「ファブリック&ホームケア事業」は同4.6%伸びた。

 そのけん引役は、14年に相次いで投入した国内外の新商品やフルリニューアル商品だ。

 6月にインドネシアで新発売した衣料用手洗い洗剤「アタック Jaz1(ジャズワン)」は、現地の水質に合わせた高い洗浄力が評価され、ボリュームゾーンの中間層でシェアを広げている。

 一方、国内では8月、主力のヘアケアブランド「エッセンシャル」を8年ぶりに、食器用洗剤「キュキュット」も10年ぶりに、相次いでフルリニューアルした。

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