タイ 2015年3月13日

バンコク屋台開業ものがたり 【第4回】タイ人のベストフレンド・パートナーに出会ったら……日本人も始められるフランチャイズ屋台

バンコク発ビジネス・生活情報誌『DACO』編集部が、バンコクの屋台ビジネスをレポートする大人気企画。最終回は現在タイで人気のフランチャイズ屋台を紹介。麺やご飯だけでなく、スナック、スイーツ、カフェ屋台も登場します。

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 麺やご飯だけではなく、バンコクの屋台は種類スイーツやお惣菜まで盛りだくさん。代表的なフランチャイズ屋台13店を紹介します。

 連載第2回のQ&Aで紹介したように、現実的に日本人が直接フランチャイズ屋台のオーナーになるのは難しいのですが、信じられるタイ人の友だちやパートナーがいれば、決して夢の話ではありません。

フランチャイズ麺屋台&ご飯屋台

■その名もチャンピオンヌードル
「クイティアオ・ルークチン・ムー・ナーイ・ハンペーン / クイティアオ・ルークチン・ヌア・チャンプ」
 

人気の「ルークチン」メーカーによるラーメン屋台【撮影/『DACO』 編集部】

 昔からタイで人気の「ルークチン(つみれ団子)」の製造・卸売業者が起業したフランチャイズ屋台。1号店はバンコクのラップラオ・ソイ64にある。ルークチンの製造・販売を現在も続けていて、ルークチン入りラーメン屋台は副業感覚。弾力のある豚団子と牛肉団子が入った米麺で、タイ人の間の人気店。

●支度金:2万8000バーツ(約10万1000円) 
●内訳:看板付き屋台、販売のための設備(スープ用ポット)、原材料
●屋台数:秘密だそう
●フランチャイズ開始:1985年
●売り場スペースは?:親会社の代表とともに用地を査察
●外国人オーナーOK?:応募可能。少し英語の話せるスタッフがいる
●社名:Champ Manufacturing Co., Ltd.

■北のピリ辛ラーメン
「クイティアオ・ルークチン・ムー・プリック・ガリヤン」

タイ北部スタイルのラーメンが味わえる【撮影/『DACO』 編集部】

北のスタイルで唐辛子の辛味が効いたラーメン。バンコク都内ター・プラジャン船着場の屋台がもっとも売り上げがよく、コンスタントに月4万バーツ(約14万4000円)ほど稼ぐ。『DACO』のタイ人スタッフがもっとも興味を示したフランチャイズ。申し込みの際には、(1)IDカードかパスポート、(2)住民票が必要。 

●支度金:5万バーツ(約18万円)
●内訳:看板付き屋台、販売のための設備(プラスチックボール3、スープ用ポット、商品用トレー2、ディスプレイケース、金属製4歩足テーブル2、プラスチック製腰かけ8、ガス、金属製網、ひしゃく、こし器、スプーン5ダース、調味料セット3、箸、箸入れ、プラスチックカップ24、アイスクーラー)
●屋台数:約800
●フランチャイズ開始:1985年
●売り場スペースは?:申告制でオーナーが自由に決められる
●外国人OK?:応募可能。英語の話せるスタッフがいる
●社名:Tahpisood Foods Group Co., Ltd.

■「多店舗経営はする気なし」のあっさり麺
「クイティアオ・ロット・デッド・グラトゥム・ベーン」

タイ中部サムットサコン県からの麺屋台【撮影/『DACO』 編集部】

店名「グラトゥム・ベーン」はサムットサコン県内の地区名から来ている。質にこだわるゆえか、本社で7~15日間の研修を受けないといけない。現在バンコク内ではラマイントラ店で展開中。すっきりさっぱり風味。

●支度金:2万5000バーツ(約9万円)、3万9000バーツ(約14万円)、5万9000バーツ(約21万3000円)の3タイプ
●2万5000Bタイプの内訳:看板付き屋台、販売のための設備(ネオンライト3、ディスプレイショーケース、こし器、ひしゃく2、スープ用ポット、ロゴ入りボウルとスプーン、箸、各3ダース、調味料セット、ガス)※価格が高くなるにつれ、宣伝用スタンドや備品の数が多くなる 
●屋台数:約350
●フランチャイズ開始:2002年
●売り場スペースは?:各地区に1店舗のみ
●外国人OK?:不可

フランチャイズご飯屋台

■有名歌手がオーナー。鶏肉のせご飯
「カオマンガイ・ジェームス」

茹でた鶏の脂を出汁に炊いたご飯に茹で鶏を乗せた屋台めし。揚げ鶏バージョンもある【撮影/『DACO』 編集部】

『カオマンガイの歌』で人気が出た往年のアイドル、ジェームスが南タイでカオマンガイ屋を営む祖母のレシピを使って開業。タレ、ご飯、鶏肉はすべて毎朝配達されるので加盟店の味は安定している。さっぱりしているのでヘルシー志向の人に。1年ごとの契約で、更新料は無料。

●支度金: 支度金:2万バーツ(約7万2000円)、3万バーツ(約10万8000円)、4万5000バーツ(約16万2000円)の3タイプ
●2万バーツタイプの内訳:販売のための設備(看板、エプロンと調理用帽子2セット、ロゴ入りポロシャツ2、メニュー)※3万バーツで食器が48セット付き、4万5000バーツで屋台やケース等が付く
●屋台数:70
●フランチャイズ開始:2002年
●売り場スペースは?:バンコクでは3キロ圏内に1店のみの開店が条件
●外国人OK?:応募可能。英語の話せるスタッフがいる
●社名:James chicken rice Co., Ltd.

■離乳食にも深夜食にも愛されるお粥
「ジョーク・バンコク」

米粒を細かく砕いてから煮込んだジョークは食感がとてもなめらか【撮影/『DACO』 編集部】

タイでは子どもの離乳食にも利用されるお粥フランチャイズ。本社と1年ごとの契約となる。研修も行なわれるなど、品質管理に力を入れている。

●支度金: 6万~8万バーツ(約21万6000~28万8000円、屋台の大きさによる)※フランチャイズ料金1万バーツ(約3万6000円)、研修費や設備代も含まれる
●屋台数:110
●フランチャイズ開始:2002年
●売り場スペースは?:親会社の代表とともに用地を査察
●外国人OK?:応募可能。少し英語の話せるスタッフがいる


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