中南米 2015年3月3日

カリブ海最大のリゾート地を抱える「ドミニカ共和国」に投資する

カリブ海に浮かぶ小国・ドミニカ共和国に住み、中南米の新興国を舞台に貿易事業を展開する一 方、訪れた各地で証券会社や銀行の口座を開き投資商品を見るのを趣味とする“トレーディングトラベラー”風間さんの体験レポート。今回はいよいよ、風間さんが約10年住んでいる国・ドミニカ共和国での投資方法です。

 今回は、現在私が住んでいるドミニカ共和国を紹介します。まずは、ドミニカ共和国の成長性や将来性について。

黄金を求めてコロンブスがたどり着いた島

 ドミニカ共和国は、中南米のカリブ海に浮かぶイスパニョーラ島という島にあり、大航海時代にコロンブスが最初にたどり着いた島として知られています。コロンブスは今の日本である黄金の国「ジパング」を求めて大西洋を渡り、この島に到着しました。しかし、実際に島の北部で黄金が発掘されたことなどから、終生この島を「ジパング」だと思い込んでいたそうです。

 今では黄金の発掘は途絶えていますが、その代わりに、中南米の中でも特に大きな経済的変化が起きている国であり、ここ10年近く、毎年高い経済成長率を誇っています。

 人口1000万人のこの国の主な産業は、フェロニッケル(鉄とニッケルの合金)、砂糖、タバコのほか、カリブ海のリゾートを中心とした観光業、貿易特区(フリーゾーン)を利用した繊維輸出業などですが、特に資源価格の高騰した2005年から2009年はフェロニッケル価格が上昇し、毎年10%近い高い経済成長率を示していました。

 私がこの国に初めて来たのは2005年。それから約10年の月日が経ちますが、その間にも首都のサントドミンゴでは、商業施設や大型ショッピングモール、高級コンドミニアムなどの建設ラッシュが進んでおり、非常に速いスピードで街並が変化していくのを感じています。

首都サントドミンゴの街並み【撮影/風間真治】
商業施設や高層タワー、高級コンドミニアムの建設が急ピッチで進んでいる【撮影/風間真治】

 またドミニカ共和国には、世界でも国民の年齢が若い国のひとつという特徴があります。国の人口構成の中央値は25歳と典型的な若者社会です(日本の中央値は45歳近くで、「ポスト成熟社会」に位置しています)。30歳以下の年齢層が60%を超え、人口比率が若い層に集中しているので、今後30年で人口ボーナスを受けることができる国なのです。

広大にひろがるサトウキビ畑。砂糖はドミニカの重要な輸出商品のひとつだ【撮影/風間真治】

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