【その37】
 多くの広告マンはクライアントに好かれようとするあまりに、呼ばれたらハイハイと尻尾を振って出かけていく。「クライアントは神様、広告マンは奴隷」という関係をつくってしまっている。広告マンがクライアントと対等な関係を築かないと、広告活動は絶対にうまくいかない。ペコペコするより、実力をつけて自信満々に強気な対応をしたほうが意外とうまくいく(これホント!)。

【その38】
 私は広告マンとして今まで「このクライアントを手放すと困る」と思って仕事をしたことが一度もない。そう思ってしまうと、ビクビク恐れながら生きていかなければならず、クライアントに強気で率直な助言ができなくなるからだ。広告キャンペーンを成功させるには、何でも言い合える関係が必要。

【その39】
 広告において、たとえクライアントがやりたがっても、それが失敗することが明らかなら、断ったほうがいい。営業成績を上げるために、発注をもらいたい気持ちはわかるが、「クライアントのためを思って、あえて売らない判断をした」ときに、クライアントはその広告マンを心から信頼することになるのだ。

【その40】
 競合コンペばかりを行うクライアントや、責任者が明確ではないクライアントの仕事は断ったほうがいい。それにクライアントに「ウチもコンペに参加させてください」と言うより、「ウチはコンペ形式というくだらない場では提案しません」と言ったほうが、仕事は決まりやすい。

【その41】
 効果的な処方せんを書くには一対一での問診が必要なように、効果のある広告には絶対に一人のクライアントと一人の広告マンの信頼と責任のもとで行われる必要がある。

【その42】
 広告マンにとって、クライアントに「ありがとう」と言うより、クライアントから「ありがとう」と言われることが理想である。そのためには結果を出すこと、つまりはクライアント貢献が大前提になる。

【その43】
 広告マンは、新規クライアントに提案するとき(最悪コンペに参加せざるをえない場合だとしても)、ドーンと「自分のプロフィールや成功事例」を提出し、「いかに自分がスゴイな人間なのか」を自己紹介するといい。提案内容も大事だが、それより誰(個人)が運用するかをクライアントは重要視するものだ。

【その44】
 広告において「媒体費を5%負けてよ(=代理店のマージンを削ってよ)」と言うクライアントがたまにいるが、そのときには「コストを5%下げたいのですか? それとも売上を500%上げたいですか?」と答えよう。クライアントの売上を徹底的に上げれば、コスト値引きなんて誤差の世界だ。

【その45】
 実力をつけた後のプレゼンでの決めゼリフ。
(1)「富士山を1合目から登りますか? それとも私と一緒に8合目から登りますか?」

【その46】
 実力をつけた後のプレゼンでの決めゼリフ。
(2)「この私に任せて御社が成功しなかったら、日本のどのネット広告マンに任せても絶対に無理ですわ~!」

【その47】
 実力をつけた後のプレゼンでの決めゼリフ。
(3)「なんなら、今お使いの広告代理店に『加藤公一レオ/売れるネット広告社に勝てますか?』と聞いてください。その代理店が『勝てる』と答えたら、どうぞその代理店を引き続きお使いください」

【その48】
 私がクライアント(広告主)だったら、謙虚な広告マンに仕事を頼もうとは思わない。多少傲慢でも「大船に乗った気持ちでいてください!」と言えるような自信家の広告マンに頼むだろう。

【その49】
 広告マンがたとえどんなに人間として好かれても、日々のきめ細かい作業を感謝されても、広告賞をいっぱいとっても、最終的にレスポンスを上げ、クライアントの売上を上げるという「結果」を出せないと、広告マンとして失格なのだ。

【その50】
 クライアントの売上を上げると、自然とそのクライアントの広告費は毎年上がっていく。それだけではなく、噂が噂を呼び、あらゆるクライアントから指名で仕事の依頼がくるようになる! 広告マンは結果を残してナンボなのだ。