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1000円台で楽しむ おとなの居酒屋

愛媛出身の店主が焼く、もつ焼きとジャコ天がうまい
金ちゃん(練馬)

浜田信郎
【第41回】 2009年6月26日
著者・コラム紹介バックナンバー

 西武池袋線・地下鉄大江戸線の練馬駅近くにある老舗もつ焼き屋「金ちゃん」にやってきました。創業以来45年間、地元の呑ん兵衛たちに愛され続ける大人気店です。

 「もつ焼き」と書かれた大きなのれんをくぐって店内に入ると、向かいあった2本の平行カウンターのほかに、テーブル席がずらりと並んでいて、全体では50人ほど入れる広さ。この店を店主夫妻と、その二人をサポートする何人かの女性陣で切り盛りしています。

 先客のみなさんたちの間に入れてもらってカウンター席の中央部に座り、まずは瓶ビール(サッポロラガー大瓶、480円)と、煮込み豆腐(330円)を注文します。

 看板メニューのもつ焼きが1本80円のほか、壁にずらりと並んだメニューも、冷やっこ、トマト、オニオンスライス、おひたしなどが150円。センマイ、山芋千切り、ワカメ酢、じゃがバターなどが、それぞれ200円。いか塩辛や、もずく、ししゃも、月見とろろ、枝豆などが各250円と続き、一番高くてもまぐろぶつの400円と、とにかくすべてが安いのです。

 飲み物も、ホッピーやサワー類各種が350円で、しかも焼酎の量が多いので、かなり飲み食いしても2000円前後。二日とあけずにやってくる常連さんが多いのもうなずけます。

 煮込み豆腐に続いては、レバ(肝)、ガツ(胃)、シロ(腸)を1本ずつ(各80円)、それぞれタレ焼きで注文し、焼き上がりを待つ間にお新香(100円)をもらいます。

 この店のタレの特徴は、醤油が効いた辛口であること。そのため、ホッピーやチューハイのみならず、日本酒にもピタリと合うもつ焼きに仕上がるのです。今日も、もつ焼きが出てきたところで、日本酒(福島の「奥の松」、300円)を燗でいただきます。

 焼き台を守る店主は愛媛県のご出身。「学生時代にもつ焼き屋で6年くらいバイトをして、そのあと、昭和39年にこの店を開いたんだよ」と話してくれます。

 愛媛らしさを感じる料理が、店内では「天ぷら」という符丁で呼ばれるさつま揚げ(ジャコ天、300円)です。串に刺した2枚を焼き台であぶったあと、スライスして刻みネギをのせ、おろし生姜を添えて出してくれます。

 私自身も愛媛出身なので、この「天ぷら」は、慣れ親しんだなつかしい味。さっと醤油をかけていただくと、燗酒も進む進む。

 1時間半ほどくつろいで、今日のお勘定は1750円でした。どうもごちそうさま。

煮込み豆腐 タレ焼きとお新香 ジャコ天
シロやガツなどの煮込みに熱々の豆腐が入った、煮込み豆腐 左からガツ、レバ、シロのタレ焼き、奥は白菜のお新香 炙ったジャコ天でいただく
燗酒がうまし!

【お店情報】
店名: もつ焼き「金ちゃん」
電話: 03-3994-2507
住所: 練馬区豊玉北5-16-3
営業: 17:00-23:00、日休

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浜田信郎

1959年、愛媛県生まれ。造船会社で働く設計士。サラリーマンの傍ら、名店酒場を飲み歩く。その成果を綴ったブログ「居酒屋礼賛」は、呑んべいに大人気。著書に『酒場百選』(ちくま文庫)がある。


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