創続総合研究所
実例でわかる「相続税の完全節税マニュアル」
【第9回】 2015年3月6日
著者・コラム紹介 バックナンバー
曽根恵子 [公認不動産コンサルティングマスター、相続対策専門士]

一次相続と二次相続のトータル対策 【相続後の実例8】

高齢の両親がいる方は、一次相続のあと二次相続が降りかかってくることが想定されますが、この2段階の相続をトータルでとらえ、「採りうる節税策」を比較検討している方は少ないようです。配偶者控除にしても、一次、二次では異なります。今回は、一次、二次相続で納税額を抑えた例を紹介しましょう。

代々農業を営む高橋家の相続

 高橋家は代々農家で、祖父から受け継いだ土地を守って農業を継続してきました。近年は、周囲の宅地化が進んで農地のまわりに住宅が建ち並ぶようになったことから、農業の規模縮小や相続税の節税対策を考えて、父親がアパート経営を始めました。

 長男が同じ敷地に家を建てて住んでおり、会社勤めの合い間に農業も手伝ってきたので、嫁いだ長女は安心して母親の老後を託せると考えています。家と農業を継ぐ立場の長男としては、これからも代々の土地を維持していきたいため、また近い将来に起こるであろう母親の二次相続も十分考慮して納税したいと考え、当社へ相談に見えました。

 

  • 1
  • 2

創続総合研究所 特集TOPに戻る

SPECIAL TOPICS

曽根恵子 [公認不動産コンサルティングマスター、相続対策専門士]

日本初の相続コーディネーターとして1万件以上の相続相談に対処。感情面、経済面に配慮した「オーダーメード相続」を提唱し、安心で円満な相続の実現に取り組む。著書に『相続に困ったら最初に読む本 』(ダイヤモンド社)、『相続はふつうの家庭が一番もめる』(PHP新書)など多数。 ホームページ http://www.yume-souzoku.co.jp/


実例でわかる「相続税の完全節税マニュアル」

亡くなってからでも、生前でもできる「相続税の完全節税マニュアル」を実例で解説。プロでならではの「評価を下げる」「納税を減らす」「財産を減らす」という切り口で、一般家庭が数千万~億単位で節税できる「劇的な節税策」を伝授します。

「実例でわかる「相続税の完全節税マニュアル」」

⇒バックナンバー一覧