ネット銀行比較
2015年3月9日公開(2017年1月24日更新)
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ネット銀行比較

いまや「ネット銀行」なら、メガバンクの金利10倍、20倍は当たり前! 低金利のいまだからこそ金利やサービスを大事なお金を預ける先にこだわりたい。 ザイ・オンラインでは全国どこからでも口座開設ができ、金利も有利なおすすめのネット銀行を徹底比較! 高金利で手数料がお得なネット銀行を活用しよう!

ザイ・オンライン編集部

「じぶん銀行」は「au」ユーザー必携のネット銀行!
1年もの定期預金の金利が2.5倍になるだけでなく、
ATM手数料と振込手数料が無料になるなど特典満載!

【2016年9月27日追記】
「プレミアムバンク for au」は2016年11月で、一部サービスを除いて終了することになりました。
「ATM手数料の優遇」「他行あて振込手数料の優遇」「円定期預金の金利優遇」は2016年11月12日21時、「『WALLET ポイントが貯まる』特典」は2016年11月30日21時をもって終了します。なお、「カードローンau限定割(auユーザー向け金利優遇)」は今後も継続されます。

記事内に記載されている「auユーザー向けの特典」も利用ができなくなくなるのでご注意ください。

【じぶん銀行の
最新情報はこちら!!】
⇒【じぶん銀行の金利・手数料・メリットは?】
auと三菱東京UFJの共同出資で誕生したネット銀行。他行あて振込み手数料が、最高で月5回まで無料に!


 メガバンクよりも手数料や金利などがお得な「ネット銀行」だが、その中には「条件を満たした特定の顧客」だけ、さらに有利な条件で使えるネット銀行が増えている。

 例えば、SBI証券」の口座保有者なら金利がアップする「ハイブリッド預金」がある「住信SBIネット銀行」、年会費無料のクレジットカードイオンカードセレクト」保有者なら金利がアップする「イオン銀行」などだ。
(住信SBIネット銀行の関連記事⇒住信SBIネット銀行ならメインバンクはそのままでコンビニATM手数料&振込手数料が無料にできる!SBI証券利用者は金利がアップして、さらに得する!
(イオン銀行の関連記事⇒定期預金金利に匹敵する普通預金があった!普通預金の金利がメガバンクのなんと120倍で各種手数料もお得な「イオン銀行」を使え!

 そして昨年、新たに「au」の携帯電話や「auひかり」などのインターネット回線を使っている「au」ユーザーに対して、大幅な金利優遇や手数料の無料化など、かなりお得な「プレミアムバンク for au」というサービスを始めたネット銀行が「じぶん銀行」だ。

 じぶん銀行
コンビニATM出金手数料 振込手数料
セブン-
イレブン
ローソン ファミリー
マート
(E-net)
ミニストップ
(イオン銀行)
月3回まで無料
4回目以降は100円
(税抜)
※auユーザーなら月何回でも無料!
同行及び三菱東京UFJ銀行あて:無料
他行あて:161~257円
(税抜)
※auユーザーなら他行あてが月5回まで無料!
【じぶん銀行のメリット】au(KDDI)と三菱東京UFJ銀行が共同でつくったネット銀行。通常、セブン、ローソンなどのコンビニATMは月3回まで無料で、三菱東京UFJ銀行への振込も無料だが、auユーザーならATM利用料がいつでも何回でも無料、他行あて振込手数料も月5回まで無料!
【関連記事】
【じぶん銀行の金利・手数料・メリットは?】auと三菱東京UFJの共同出資で誕生したネット銀行。他行あて振込み手数料が、最高で月5回まで無料に!
じぶん銀行の公式サイトはこちら

 「じぶん銀行」は、一般の人にとっても悪くないネット銀行だが、「au」ユーザーにとっては「利用しないと損!」と言えるほど、とてもお得な特典を提供している。今回は、その「じぶん銀行」の特徴と、「au」ユーザーに対する特典を詳しく解説していこう。

「じぶん銀行」は、KDDIと東京三菱UFJ銀行の共同出資で誕生

 「じぶん銀行」という銀行名に馴染みがない人もいると思うので、まずは、その成り立ちから簡単に解説していこう。

じぶん銀行」は、「au」の携帯電話や光インターネット回線「auひかり」などを運営するKDDIと、大手都市銀行である三菱東京UFJ銀行が共同出資し、2008年6月に誕生したインターネット専業銀行だ。メガバンクと比較すると歴史は浅く規模も小さいが、金融機関としてのバックボーンはかなりしっかりしており、業績を見ても年々拡大を続け、2014年9月末の時点で口座数180万口座、預金残高6620億円にまで成長している。

出典:じぶん銀行「2014中間期ディスクロージャー誌」

「すべてのauユーザーは、特別扱いされる権利を持っている」という
「プレミアムバンク for au」とは?

 そんな「じぶん銀行」の基本的なスペックは、下の表のとおりだ。

■「じぶん銀行」の基本スペック
 普通預金金利 0.02%
 定期預金
 金利
 3カ月(デビュー応援プログラム※1) 0.37%
 1年 0.10%
 3年 0.10%
 5年 0.13%
 コンビニATM引き出し手数料  セブン-イレブン、ローソン、 ファミリーマート(E-net)で、月3回まで無料、4回目から100円(税抜)
 振込手数料  じぶん銀行、東京三菱UFJ銀行あては0円。他行(東京三菱UFJ銀行以外)は、3万円未満で161円、3万円以上で257円(ともに税抜)
 ※金利は税引き前の100万円を預けた場合の年利率であり、利息には20.315%の税金がかかる。金利、ATM手数料などの情報は2015年10月1日時点のもの。最新の情報は各銀行の公式サイトを確認のこと。※1 口座開設月の翌々月末までの申し込みが対象

 定期預金の金利は、1年ものと3年ものが0.10%、5年ものが0.13%となっている。メガバンクの定期預金金利が、1年もので0.025%、3年ものと5年もので0.03%であるのと比較すると、約3.3~4倍の高金利だ。さらに、新規口座開設者を対象とした「デビュー応援プログラム」では、3カ月ものの定期預金を0.37%という高い金利で提供している。

 また、ネット銀行なので自前の店舗やATMを持っていないが、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート(E-net)というコンビニ大手3社のATMを利用できるので、街中でATM探しに困ることはない。

 しかし、ただでさえ便利な「じぶん銀行」の最大の特徴は、なんといっても「au」ユーザーに対する特別すぎる優遇サービスだ。

「プレミアムバンク for au」のサイト画面

 「じぶん銀行」は、「au」を運営するKDDIが出資している関係から、「プレミアムバンク for au」と称して、定期預金金利の上乗せやATM手数料がすべて無料などの特典を、「au」ユーザー限定で提供しているのだ。

 実際に「じぶん銀行」サイトにある「プレミアムバンク for au」のページを見ると、

  すべてのauユーザーは、
  特別扱いされる権利を持っている。


と堂々と「au」ユーザーを優遇することを宣言している。

 では、「プレミアムバンク for au」を展開する「じぶん銀行」が、「au」ユーザーにとってどれだけお得で魅力的な銀行なのか、解説していこう。

新規口座開設時なら、3か月ものが年利0.52%に金利引き上げ!

 「au」ユーザーが受けられる「プレミアムバンク for au」の特典は、まず金利優遇だ。1年もの定期預金と「デビュー応援プログラム」の3カ月もの定期預金の金利に、それぞれ0.15%上乗せされる。

 わかりやすいように、先ほど掲載した「じぶん銀行」の一般的な金利と「プレミアムバンク for au」が適用された後の金利を比較してみよう。

■auユーザーには、定期預金の金利が引き上げが!
  一般の利用者 auユーザー(※2)
 普通預金金利 0.02% 0.02%





 3カ月(デビュー応援プログラム※1) 0.37% 0.52%
 1年 0.10% 0.25%(※3)
 3年 0.10% 0.10%
 5年 0.13% 0.13%
 ※金利は税引き前の100万円を預けた場合の年利率であり、利息には20.315%の税金がかかる。金利は2015年10月1日時点のもの。最新の情報は各銀行の公式サイトを確認のこと。※1 口座開設月の翌々月末までの申し込みが対象。※2 じぶん銀行のウェブサイト内で「au ID」を登録し、利用しているauの携帯電話や固定通信サービスを設定している人が対象。※3「デビュー応援プログラム」が終了した人が対象。

 まず、1年ものの定期預金金利が、0.10%から2.5倍の0.25%に大幅アップ。メガバンクの1年もの定期預金金利0.025%と比較すると、なんと10倍もの高金利となる。

 メガバンクより金利の高いネット銀行と比較しても、0.25%という数字はかなり優秀だ。ザイ・オンライン調べの「定期預金金利ランキング」を見ると、1年ものの定期預金金利で堂々の3位。3年ものや5年ものの定期預金金利と比較しても、多くの銀行を圧倒している。
(関連記事⇒定期預金の金利で選ぶ!おすすめネット銀行ランキング!

■「じぶん銀行」の年利0.25%は、他銀行と比較してかなり高い!
順位 銀行名 1年 3年 5年
auユーザーだと1年もの定期預金金利が3.5倍に!
1位  新銀行東京
0.33% 0.40% 0.42%
2位  オリックス銀行
「eダイレクト定期預金~インターネット取引専用定期預金」
0.25% 0.35% 0.40%
3位  じぶん銀行
 auユーザーの場合
0.25% 0.10% 0.13%
4位  住信SBIネット銀行
0.20% 0.09% 0.10%
5位  ソニー銀行 0.20% 0.07% 0.08%
6位  関西アーバン銀行
 いちょう並木支店
0.15% 0.20% 0.20%
7位  大和ネクスト銀行 0.15% 0.15% 0.15%
8位  楽天銀行 0.13% 0.18% 0.23%
9位  イオン銀行 0.12% 0.17% 0.17%
10位  ジャパンネット銀行 0.112% 0.092% 0.102%
11位  セブン銀行 0.10% 0.14% 0.15%
12位  じぶん銀行
 一般利用者の場合
0.10% 0.10% 0.13%
13位  ゆうちょ銀行 0.035% 0.05% 0.06%
14位  新生銀行
「パワーダイレクト円定期預金100」
0.025% 0.60% 0.10%
15位  東京スター銀行 0.025% 0.03% 0.03%
 みずほ銀行 0.025% 0.03% 0.03%
 三菱東京UFJ銀行 0.025% 0.03% 0.03%
 三井住友銀行 0.025% 0.03% 0.03%
 りそな銀行 0.025% 0.03% 0.03%
 ※ 100万円を預けた場合の2015年10月1日時点の金利(年率、税引前)。金利は税引き前の年利率であり、利息には20.315%(国税15.315%〈復興特別所得税含む〉+地方税5%)の税金がかかる。また、最新の金利は各銀行の公式サイトを確認のこと。

 また、新規口座開設者を対象とした「デビュー応援プログラム」の3カ月もの定期預金金利も、0.37%から0.52%へと大幅にアップする。仮に、500万円をこの3カ月もの定期預金に預けると、3カ月間(92日間)でもらえる利息は6553円(税引前)。これは、約2621万円をメガバンクの定期預金に1年間預けたときにもらえる利息に相当する。

 これらの高金利定期預金だけでも、「au」ユーザーにとって「じぶん銀行」を選ぶ意義は十分にあるが、「プレミアムバンク for au」の特典はそれだけではない。

ATM手数料がいつでも何回でも無料
振込手数料が月5回まで無料に!

 ネット銀行の大きなメリットのひとつは、ATM利用手数料や振込手数料の安さだ。ザイ・オンラインでも、ネット銀行選びの参考になるようコンビニATM手数料と振込手数料で比較した記事を作成している。
(関連記事⇒コンビニATM手数料&振込手数料が安いネット銀行はこちら!

じぶん銀行」の場合は通常でもコンビニATM手数料が「月3回まで無料」、振込手数料も同行あてなら無料とお得なのだが、「プレミアムバンク for au」ではコンビニATMの利用手数料がいつでも無料他行あて振込手数料が月5回まで無料という圧倒的な安さを実現しているのだ!

■auユーザーだと、金利や手数料が格段にお得に!
  一般の利用者 auユーザー(※1)
 コンビニATM出金手数料  セブン-イレブン、ローソン、 ファミリーマート(E-net)で、 月3回まで無料、4回目から100円(税抜)  セブン-イレブン、ローソン、 ファミリーマート(E-net)で、24時間365日、何回でも無料
 振込手数料  じぶん銀行、
 東京三菱UFJ銀行あて
 無料  無料
 他行あて  3万円未満で161円、3万円以上で257円(ともに税抜)  月5回まで無料、6回目以降は3万円未満で161円、3万円以上で257円(ともに税抜)(※2)
 ※ATM手数料・振込手数料の情報は2015年3月2日時点のもの。最新の情報は各銀行の公式サイトを確認のこと。※1 じぶん銀行のウェブサイト内で「au ID」を登録し、利用しているauの携帯電話や固定通信サービスを設定している人が対象。※2 他行あてのテレホンバンキングによる振り込みは除く。

じぶん銀行」の「プレミアムバンク for au」と同じように、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート(E-net)のコンビニ大手3社のATM利用手数料が「いつでも」「回数無制限」で無料なのは「新生銀行」だけ。その他の銀行は、手数料無料のところでも「月○回まで無料、○回目以降は100~200円(税抜)」といった制限がついている。

 また振込手数料を見ても、「同行あては無料」というだけでなく、回数制限付きとはいえ「他行あてが無料」はかなりお得。回数制限付きで「他行あてが無料」の銀行は他にもあるが、月5回も無料になるのは「じぶん銀行」の他にはほとんど存在しない。

 例えば、「東京三菱UFJ銀行」を利用している人が、月2回平日昼間に、月2回夜間や休日にコンビニATMでお金を引き出したとしたら、1年間に負担する手数料は次のとおりだ。

  (108円×2回+216円×2回)×12カ月=7776円(税込)


 さらに、毎月2回1万円ずつ、インターネットバンキングで他行あてに振り込みを行うと、1年間に負担する手数料は次のとおり。

  216円×2回×12カ月=
5184円

 これらを合計すると、1年間になんと1万2960円の出費となる。もちろん、これは試算だが、気が付くとこれくらいの手数料を銀行に払っている人は少なくないのではないだろうか。しかし、「じぶん銀行」を利用している「au」ユーザーなら、この1万2960円を、なんと0円に節約できる。

 じぶん銀行
コンビニATM出金手数料 振込手数料
セブン-
イレブン
ローソン ファミリー
マート
(E-net)
ミニストップ
(イオン銀行)
月3回まで無料
4回目以降は100円
(税抜)
※auユーザーなら月何回でも無料!
同行及び三菱東京UFJ銀行あて:無料
他行あて:161~257円
(税抜)
※auユーザーなら他行あてが月5回まで無料!
【じぶん銀行のメリット】au(KDDI)と三菱東京UFJ銀行が共同でつくったネット銀行。通常、セブン、ローソンなどのコンビニATMは月3回まで無料で、三菱東京UFJ銀行への振込も無料だが、auユーザーならATM利用手数料がいつでも何回でも無料、他行あて振込手数料が月5回まで無料!
【関連記事】
【じぶん銀行の金利・手数料・メリットは?】auと三菱東京UFJの共同出資で誕生したネット銀行。他行あて振込み手数料が、最高で月5回まで無料に!
じぶん銀行の公式サイトはこちら

 ちなみに、「新生銀行」のインターネットによる他行振り込み手数料は、通常「月1回まで無料」のところ、「新生ステップアッププログラム」で「新生ゴールド」というステージに認定されると「月5回まで無料」になる。しかし、「新生ゴールド」に認定されるには、「預け入れ総資産の月間平均残高が200万円以上」などの条件をクリアしなければならない。それと比較すると、「auを使っている」というだけで振込手数料が月5回まで無料になる「じぶん銀行」の「プレミアムバンク for au」が、どれだけお得かがわかるだろう。

 その他にも「プレミアムバンク for au」では、「じぶん銀行」のカードローン「じぶんローン」の金利優遇が受けられる。通常の金利は3.90~17.50%だが、auユーザー限定で0.1~0.5%引き下げられるのだ。
(関連記事⇒auユーザーにはなんと「0.1~0.5%」の金利優遇!10万円の融資なら毎月返済額はたった1000円から。毎月返済のほかに「35日ごとの返済」も選べる!

KDDI傘下の銀行だけに、スマホでの使い勝手も抜群

 「じぶん銀行」が「au」ユーザーをここまで優遇しているのは、前述したとおり、KDDIが出資している銀行だからなのだが、実はもうひとつ、KDDI傘下ならではの特徴がある。スマホ取引への積極的な取り組みだ。

じぶん銀行」は、残高照会や振り込みなどの取引から、電子マネーのチャージ、定期預金の預け入れなど、スマートフォン専用アプリの使い勝手の向上にかなりの力を入れているのだ。

スマホアプリから、さまざまな取引、操作が行える

 「じぶん銀行」は、経営理念のひとつとして、「携帯電話の特性を最大限活用し、利便性と安全性を両立させた質の高い金融サービスを提供」
することを掲げている。確かに、「じぶん銀行」のスマホアプリは、残高照会から入出金明細、振り込み、円定期預金や外貨預金への預け入れ、さらには電子マネーへのチャージやATM検索まで、ほとんどの取引ができるようになっている。

 とはいえ、スマホやインターネットによる取引に、セキュリティ的な不安を覚える人もいるだろう。実際、インターネットバンキングによる不正被害は年々増加しており、警視庁の発表によると、2014年に発生したインターネットバンキングにおける不正送金被害は約29億1000万円に達した。前年2013年の被害額約14億600万円から、1年で2倍以上になった計算だ。

 しかも、スマホですべての取引ができるとなると、不正送金などへの不安はますます大きくなるだろう。うっかりとスマホを落としたり盗まれたりしてしまい、そのまま不正アクセスされてしまう可能性がないとは言えない。

 しかし、「じぶん銀行」のスマホアプリを使用してみたところ、そのあたりも非常によく考えられていた。

 「じぶん銀行」のアプリを立ち上げると、まず数字4桁の「アプリパスワード」の入力が求められる(下の画面①)。この「アプリパスワード」を入力しないと、すべてのアプリ機能を使うことができないが、数字4桁だけなので入力の手間はほとんどない。

 問題なく「アプリパスワード」を入力すると、キャンペーン情報が表示された後、下の画面②となる。残高照会や入出金明細の確認、ATM検索など、直接不正送金などにつながらないセキュリティレベルの低い機能は、この状態で利用できる。

 ここから振り込み画面に移ろうとすると、今度は6~16桁の半角英数字の「ログインパスワード」の入力が求められる(下の画面③)。「アプリパスワード」にくらべると入力に手間がかかるが、その分、セキュリティ的にはより強固なものとなっている。

「じぶん銀行」アプリのアプリパスワード入力画面
 
「じぶん銀行」アプリのトップ画面
 
「じぶん銀行」アプリのログインパスワード入力画面
①アプリを立ち上げると出てくる「アプリパスワード」の入力画面。数字4桁なので入力は容易   ②アプリのトップページ。残高や直近の入出金など、セキュリティ度の低い情報は一目でわかる   「振込」をクリックすると、半角英数字6〜16桁の「ログインパスワード」の入力画面に

キャッシュカードの裏面には、10×10=100個の確認番号が印字されている

 振込金額が10万円未満の場合は、そのまま振込手続きは完了するが、10万円以上の場合は、さらにもう一段階のチェック項目として「確認番号」の入力が必要になる。

「確認番号」は、キャッシュカード裏面に印刷された10×10=100個の数字で、左のサンプル画像では0〜9まで数字が順番に並んでいるが、実際は乱数表のようにランダムな数字が印字されている。アプリにはそのうち指定された4つの数字を打ち込む必要があり、当然キャッシュカードを見ながらでなければ入力できない。

確認番号の入力画面。キャッシュカード裏の100個の数字の中から、入力する4つを指定している

 つまり、10万円以上の振り込みの場合は、スマホを持っているだけではダメで、手元にキャッシュカードがなければ手続きが完了しないということ。万一、スマホを落としたり盗まれたりしても、「アプリパスワード」と「ログインパスワード」に加え、キャッシュカードそのものが犯罪者の手に渡らなければ、10万円以上の高額な不正送金ができない、より安全性の高いシステムになっているのだ。

 なお、振り込み手続きが完了すると、登録した携帯電話アドレスへ、「お客様の普通預金口座で、以下の日時にインターネットバンキングで振込みによる出金がありました。」というメールが即座に送信されてくる。万一、何重ものパスワード入力をかいくぐり、不正送金されてしまった場合でも、このメールが送られてくることですぐに判明し、対応することが可能だ。

 まとめると、「じぶん銀行」のスマホアプリは「残高照会や入出金明細の閲覧」「10万円未満の振り込み」「10万円以上の振り込み」と、重要度が高い取引になるほど、パスワードの入力やキャッシュカードを見ながらの数字入力など、より多くのチェック項目をクリアしなければならない。不正アクセス対策と使い勝手を両立した仕組みだ。

■重要な取引ほど、より多くのチェック項目が存在する!
重要度 取引例 チェック項目
 低  残高照会、
 入出金明細の閲覧
 ① 4桁の「アプリパスワード」
 中  10万円未満の振り込み  ① 4桁の数字の「アプリパスワード」
 ② 6~16桁の半角英数字の「ログインパスワード」
 高  10万円以上の振り込み  ① 4桁の数字の「アプリパスワード」
 ② 6~16桁の半角英数字の「ログインパスワード」
 ③ 4桁の「確認番号」(要キャッシュカード)

ふだんはインターネットバンキングやATMをロックしておき、
使うときだけスマホアプリから解除

この画面から、ATMのロック・解除とインターネットバンキングのロック・解除が行える

 インターネットバンキングによる不正送金を防ぐシステムとして、「じぶん銀行」のアプリには「インターネットバンキングロック」の機能が備わっている。これは、文字通りスマホアプリ上でインターネットバンキングをロックしておける機能だ。

 普段は右の画像のように「インターネットバンキングロック」を設定しておき、いざインターネットから振り込みなどの取引をするとだけスマホを操作してロックを解除すればOK。通常、インターネットバンキングによる不正使用は、ログインパスワードなどの情報が漏れたことによって起こるが、このロックをかけておくと取引するためにスマホアプリによる操作が必要となるため、より不正アクセスの被害に遭いにくくなる。

 同様に、「ATMロック」の機能も「じぶん銀行」のスマホアプリには備わっている。「ATMロック」機能を使えば、仮に暗証番号を知っている人にキャッシュカードを盗まれても、スマホから「ATMロック」を解除しない限り、残高照会を含む一切の取引ができない。

ロックがかかっているときに表示される、ATMの画面

 試しに「ATMロック」をかけたまま、キャッシュカードをコンビニATMに入れて操作したところ、画面に「大変申し訳ございませんが、ご希望のお取引はお取扱いできませんでした」と表示され、何も取引することができなかった。

 キャッシュカードを一度取り出した後、スマホで「ATMロック」を解除し、再度キャッシュカードを入れたら、今度は無事にお金を引き出すことができた。少し手間だが、セキュリティ的には、かなり安心できる。

 頻繁にインターネットバンキングやATMで取引を行うため、いちいちスマホを操作するのは面倒だと感じる人は、「インターネットバンキングロック」や「ATMロック」の機能を使う必要はないかもしれない。しかし、たまにしかインターネットバンキングをしない人や、普段はキャッシュカードを引き出しの中に保管しているような人は、万一を考えてロックしておくほうが安全だ。

 もちろん、この「じぶん銀行」のアプリは、「au」以外のスマホでも利用可能となっている。実際、ここまで掲載してきたスマホアプリの画面は、すべて実際に使っているスマホのものだが、アプリが入っているのはソフトバンクのiPhoneだ。筆者はauのガラケーとソフトバンクのiPhoneの2台持ちだが、ソフトバンクのスマホに入れたアプリでも問題なく「au」ユーザーとして登録できている。

「じぶん銀行」および「プレミアムバンク for au」の
メリットをまとめると……

 大手都市銀行や地方銀行などと比較すると、ネット銀行は金利や各種手数料でお得な面が多いので、少しでもお金を増やし、無駄なコストを節約するために、上手に活用していきたい。

 もし、「au」の携帯電話やインターネット回線などを使っているのであれば、「じぶん銀行」の口座を開設したほうがいいだろう。もちろん、スマホアプリの使いやすさやセキュリティの強固さを考えれば、「au」ユーザー以外の人にとっても「じぶん銀行」は十分魅力的なネット銀行のひとつなので、一度、検討してみてはどうだろうか。

 じぶん銀行
コンビニATM出金手数料 振込手数料
セブン-
イレブン
ローソン ファミリー
マート
(E-net)
ミニストップ
(イオン銀行)
月3回まで無料
4回目以降は100円
(税抜)
※auユーザーなら月何回でも無料!
同行及び三菱東京UFJ銀行あて:無料
他行あて:161~257円
(税抜)
※auユーザーなら他行あてが月5回まで無料!
【じぶん銀行のメリット】au(KDDI)と三菱東京UFJ銀行が共同でつくったネット銀行。通常、セブン、ローソンなどのコンビニATMは月3回まで無料で、三菱東京UFJ銀行への振込も無料だが、auユーザーならATM利用手数料がいつでも何回でも無料、他行あて振込手数料が月5回まで無料!
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※ 100万円を預けた場合の2017年4月17日時点の金利(年率、税引前)。金利は税引き前の年利率であり、利息には20.315%(国税15.315%〈復興特別所得税含む〉+地方税5%)の税金がかかります。また、最新の金利は各銀行の公式サイトをご確認ください。

 

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