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週刊・上杉隆

スクープ!守屋前次官ゴルフ接待、山田洋行の「前科」

上杉 隆 [(株)NO BORDER代表取締役]
【第2回】 2007年10月24日
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 2年前、筆者は、ゴルフ発祥の地とされるスコットランドのセントアンドリュースの地を訪れた。リンクスで開催されていた全英オープンの取材のためである。そのオールドコースは、夕闇に包まれる時刻になると、光と影のアンジュレーションによってこの世のものとは思えない美しい表情をみせる。この聖地で誕生したゴルフは、唯一、審判のいないスポーツでもある。当地では、小学生の道徳教育にも使われていた。このような素晴らしいスポーツが、なぜか日本では悪いイメージが付きまとう――。

 森喜朗元首相がハワイ沖での練習船「えひめ丸」の沈没事故に絡んで、職を辞した時もそうだった。ゴルフプレイを中断しなかったのは危機管理上問題があり、首相として不適格だという烙印を押されたのだ。その際も、なぜかメディアでは「ゴルフが悪い」という論調が主流になっていた。

 そのゴルフ場にまつわる疑惑によって、来週中にも国会では、防衛省の「天皇」と呼ばれた守屋武昌前次官が証人喚問に呼ばれる予定だ。特定業者とのラウンドを禁じている公務員倫理規定違反に基づくものだという。

 マスコミはまたしても「ゴルフ疑惑」と書きたてている。しかしゴルフ自体は何も悪くない。悪いのは、ゴルフというスポーツに「接待」という日本特有の慣習を持ち込み、その理念と精神を汚し続けてきた政財官の不埒なお歴々の方である。

 冒頭から横道にそれたが、以前から言っておきたことだったのであえて記した。

山田洋行が関わる
証人喚問は過去にもあった

 さて、その不埒なお歴々のひとりである守屋氏に「ゴルフ接待」を繰り返してきたのは航空・防衛専門会社の山田洋行である。1969年に設立された山田洋行だが、実は、その名前が国会の証人喚問で取りざたされるのは今回が初めてではない。

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上杉 隆 [(株)NO BORDER代表取締役]

株式会社NO BORDER代表取締役。社団法人自由報道協会代表。元ジャーナリスト。1968年福岡県生まれ。都留文科大学卒業。テレビ局記者、衆議院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者、フリージャーナリストなどを経て現在に至る。著書に『石原慎太郎「5人の参謀」』 『田中真紀子の恩讐』 『議員秘書という仮面―彼らは何でも知っている』 『田中真紀子の正体』 『小泉の勝利 メディアの敗北』 『官邸崩壊 安倍政権迷走の一年』 『ジャーナリズム崩壊』 『宰相不在―崩壊する政治とメディアを読み解く』 『世襲議員のからくり』 『民主党政権は日本をどう変えるのか』 『政権交代の内幕』 『記者クラブ崩壊 新聞・テレビとの200日戦争』 『暴走検察』 『なぜツイッターでつぶやくと日本が変わるのか』 『上杉隆の40字で答えなさい~きわめて非教科書的な「政治と社会の教科書」~』 『結果を求めない生き方 上杉流脱力仕事術』 『小鳥と柴犬と小沢イチローと』 『永田町奇譚』(共著) 『ウィキリークス以後の日本 自由報道協会(仮)とメディア革命』 『この国の「問題点」続・上杉隆の40字で答えなさい』 『報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪』(共著) 『放課後ゴルフ倶楽部』 『だからテレビに嫌われる』(堀江貴文との共著)  『有事対応コミュニケーション力』(共著) 『国家の恥 一億総洗脳化の真実』 『新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか』 『大手メディアが隠す ニュースにならなかったあぶない真実』


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