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美人のもと

メールは力を抜いて、シンプルに。

西村ヤスロウ [広告プランナー]
【第5回】 2008年2月6日
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*メール

 美人はメールでわかる。ほとんど当たる。美人のメールは美しいからだ。とても簡潔でわかりやすい。そして余計なことが書かれていない。シンプルで凛としている感じ。

 長々と書かれていて、わけのわからない文字がたくさん出てくるメールを書く人は、とても危険だ。メールをヘンに装飾している瞬間に「美人のもと」は消えていくのだろう。時間をかけてかわいらしい文章を書いているのに、それがかわいらしさを減らしていく。なんて悲しいことなのだろう。

 ファンシーなメールに美人なし。

 口語で書くのはいい。それには意味があるから。しかし、「だよ~~~ん」とか見ると、「~~~」の瞬間に大事なものを失っていくことにこちらが悲しくなる。余計なことをしている暇があるのなら、もっと自分を磨きなさい。

 ただ文字を連ねるのではなく、できるだけ簡潔にまとめる工夫をしてみよう。美しいメールが仕上がる。

 そして、それは「美人のもと」をつくっていく。美人のメールは短く、中身が濃い。

 しかし、今日も知らないところから迷惑メールがやってくる。「げんきぃ???ワ、タ、シ……」もう真似る気もなくなるような、バカなメール。そんなもので「あ、このメールかわいい」とでも思うと考えているのか。そんなものにだまされている男もいるのだろうか。

 そんな疑問を日々募らせながら電車に乗る。

 なぜか満員電車でも人に見えるような位置でメールを狂ったように打つ女性がいる。ものすごい勢いで打つ。見たくもないのに、メールの文章が見える。

 もちろん、そういう無頓着な女性のメールのメールはファンシーだ。「頼む。振り返るな」なぜか私の心が叫ぶ。

 もうわかっているのだ。キミからはかなりの「美人のもと」がなくなっている。

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西村ヤスロウ [広告プランナー]

1962年生まれ。プランナー。趣味は人間観察。著書に『Are You Yellow Monkey?』『しぐさの解読 彼女はなぜフグになるのか』などがある。


美人のもと

『経』に好評連載中の西村ヤスロウ氏によるエッセイ。「美人のもと」とは、女性なら誰しも持っているもの、「美人のもと」を磨き続けるためのコツを解き明かす。

「美人のもと」

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