クレジットカードの達人!ゴールド&プラチナカード比較
【第11回】 2015年3月23日公開(2016年2月19日更新)
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「クレジットカードの達人!ゴールド&プラチナカード比較」

著者・コラム紹介

岩田昭男 [消費生活評論家]

1952年生まれ。早稲田大学第一文学部、同大学院修士課程修了。月刊誌記者を経て執筆・評論活動を開始。独自の調査・研究で、流通、クレジットカード、電子マネーなどをテーマにフリージャーナリストとして活躍中。『ポイント、マイルが倍返し!!クレジットカード最強の法則』(徳間書店)『ネットからリアルへ O2O(オー・トゥー・オー)の衝撃 決済、マーケティング、消費行動……すべてが変わる!』(阪急コミュニケーションズ)ほか多数。「岩田昭男の上級カード道場」(http://iwataworks.jp/)主宰。

クレジットカードの達人!ゴールド&プラチナカード比較

岩田昭男 [消費生活評論家]

「格安ゴールドカード」のサービスの実力は?
年会費2000~3000円で、審査も通りやすい、
「格安ゴールドカード」の本命カードはコレだ!

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若者向けの「ヤングゴールドカード」と同様に、
「格安ゴールドカード」もハイスペック&ローコストが売り!

 前回は、主に20代をターゲットとした「ヤングゴールドカード」について紹介しました。復習しておくと、「ヤングゴールドカード」とは次のような特徴を持つゴールドカードを指しています。

①利用できる人が主に20代に限定されている
②普通のゴールドカードよりも年会費が安い
③サービス内容、カードデザインは普通のゴールドカードに見劣りしない
④審査基準が普通のゴールドカードより低い水準で設定されている
⑤ヤングゴールドカードからスムーズに通常のゴールドカードに移行できる


 上記のとおり、「ヤングゴールドカード」は利用できる人の年齢が限定された、クレジットカード業界の中では珍しい存在です。カードによって異なりますが、おおむね20代の間だけ持てるものが多くなっています。

 その機能は、普通のゴールドカードとほとんど遜色ありません。例えば、充実した旅行保険が付帯されていたり、専用のコールセンターが設けられていたり、空港のゴールドカードホルダー向けラウンジを利用できたりもします。カード券面もゴージャスな金色のものが多く、普通のゴールドカードと見分けがつきません。

 それでいて、年会費は3000~5000円程度と、普通のゴールドカードの半分以下です。このように、ローコストでハイスペックなカードを持てるわけですから、「ヤングゴールドカード」を持つことは若者の特権といっても過言ではないのです。

 さらに、「ヤングゴールドカード」の審査は普通のゴールドカードほど厳しくありません。「ヤングゴールドカード」を持ち、特に信用情報に傷がつくようなことをしなければ、年齢制限の上限に達したところで、自動的に同じ会社のゴールドカードに切り替えられます(希望しない場合は、一般カードに切り替えることも可能です)。すなわち、厳しい審査を突破しなくてもゴールドカードホルダーになれるわけですから、この点は「ヤングゴールドカード」を持つ上での大きなメリットといえます。

 さて、このように「ヤングゴールドカード」はゴールドカードとしては年会費が安いわけですが、ほかにも年会費の安いゴールドカードはあります。

 それが「格安ゴールドカード」と呼ばれるカード群です。「セミゴールドカード」などと呼ばれることもあります。

「格安ゴールドカード」の年会費の水準は2000~3000円程度と、「ヤングゴールドカード」とあまり変わらないか、さらに安いくらいです。この水準は、百貨店で発行している一般カードの年会費などと大体同じなので、色は金色でも上級カードとはいえないかもしれません。しかし、例えば「これからゴールドカードを持ってみたい」という人が、手始めに持ってみるには手頃な一枚であると言えます。

 そこで、ここからは「格安ゴールドカード」のメリットとデメリット、さらに注目すべきカードについても取り上げたいと思います。

格安ゴールドカードを「上級カード」と認識するのではなく
「一般カードよりは優れたカード」という考え方をしておこう

 先にご紹介した「ヤングゴールドカード」と混同されがちな「格安ゴールドカード」ですが、「格安ゴールドカード」には年齢制限がありません。そのため、30代以上の人でも持つことが可能です。

「格安ゴールドカード」自体はここ最近登場したカテゴリーというわけではなく、以前からクレジットカード会社各社が発行しています。「ヤングゴールドカード」と同様、カード券面は光り輝く金色なので、以前は「手頃にステータスを手に入れられる」ということから人気がありました。

 とはいえ、昨今は昔ほど「ゴールドカード=ステータスが高い」と見なされなくなっているところもあり、「格安ゴールドカード」の利用者はステータス性よりも、むしろ機能性に魅力を覚えて使っている例が多いように感じられます。

 そんな「格安ゴールドカード」の主な特徴は次のとおりです。

普通のゴールドカードよりも年会費が安い
②審査基準が普通のゴールドカードより低い水準で設定されている
③普通のゴールドカードに比べて補償やサービスが絞り込まれている


 年会費や審査については先に詳述したとおりです。カードにもよりますが、入会基準が「18歳以上」という場合も多いので、これから信用を積み上げて、将来もっとレベルの高い上級カードを持ちたいという若者には、うってつけということができます。

 最も気になる部分は③の補償・サービス面でしょう。見た目はゴールドカードでも、補償やサービスがイマイチでは、たとえ安価であっても年会費を支払うに値しません。しかし、大抵の「格安ゴールドカード」は、海外旅行傷害保険が付帯されている上にコールセンターもあるので、十分にワンランク上のサービスを味わうことができるはずです。

 といっても、そこはやはり“格安”なので、「ヤングゴールドカード」のように普通のゴールドカードと遜色ないサービスを期待するのは無理です。「ヤングゴールドカード」は、長年付き合って行ける優良顧客を確保したい――というカード会社の意図が反映された期間限定のカードなので、ローコストでレベルの高いサービスが提供されています。しかし、「格安ゴールドカード」の場合は年齢制限があるわけでもないので、「ヤングゴールドカード」ほどの優遇は難しくなります。

 そのため、いわゆる上級カードのように「全方位的に優れたサービスを提供してくれるカード」にはなり得ません。その点は、格安の年会費である以上、ある程度は仕方がないことです。しかし、さまざまな「格安ゴールドカード」を見てみると、「全方位的ではないにせよ、何か一つはレベルの高いサービスが用意されているカード」というものが案外存在していることがわかります。

 何か一つでも秀でたポイントがあれば(そしてそれが自分にとって便利な機能であれば)、使う価値は十分あるというものです。そのため、結論としては「格安ゴールドカード」のことをいわゆる上級カードとは考えず、「一般カードよりもちょっといいカード」という程度の認識で捉えておくのが、最もいい付き合い方といえるでしょう。

格安ゴールドカードの先駆けは「MUFGカード ゴールド」。
最安レベルの年会費でラウンジ、コールセンターあり

 さて、ここからは具体的に注目すべき「格安ゴールドカード」をご紹介していきましょう。

 まずご紹介したいのは、三菱UFJニコスが発行する「MUFGカード ゴールド」です。そもそも、「格安ゴールドカード」の先駆けとなったのが、この「MUFGカード ゴールド」で、学生を除き、「18歳以上の安定収入のある人」が入会の条件です。国際ブランドはVISA、MasterCard、JCBから選択できます。

MUFGカード ゴールド
 還元率  0.5%
おすすめクレジットカード!MUFGカード・ゴールド
MUFGカード・ゴールド公式サイトはこちら
 発行元  三菱UFJニコス
 国際ブランド  VISA、Master、JCB
 年会費(税抜)  初年度無料。2年目以降1905円
 家族カード  あり(1人目無料、2人目から年400円、税抜)
 ポイント付与対象の
 電子マネー
 -

(関連記事⇒年会費1905円(税抜)で「ゴールドカード」の充実した付帯サービスと高還元を得られるのが魅力!

MUFGカード ゴールド」は初年度の年会費が無料、2年目以降1905円(税抜)と、格安ゴールドカードの中でも安さが際立つ一枚です。それでいて、最大2000万円の補償がつく海外旅行傷害保険が自動付帯になります(※初年度の補償は無条件に2000万円ですが、2年目以降はカード利用金額が年間20万円未満だと、補償額が最大100万円まで激減するので要注意です)。さらに、国内渡航便遅延保険もついているので、LCC(格安航空会社)を利用する機会が多い人には安心のサービス内容です。

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