安全性や最新設備といったハード面はもちろん、住まい選びに欠かせないもう1つのポイント「立地」(環境)。中古物件の回でも紹介したように、最近では、ライフスタイルに合わせて立地選びにこだわる人が増えている。

 今回は、実際に利用者に検索された回数を基に「SUUMO」が発表した2009年版「住みたい街&路線ランキング」の結果を参考にしながら、人気の街事情をご紹介しよう。あなたが住んでいる街、あなたが住んでみたいと思っている街は、果たして何位にランクインしているだろうか?

「関東の住みたい街」ベスト3は
1位吉祥寺、2位池袋、3位中目黒

 まずは、関東で最も人気が高い街はどこか? 「住みたい街ランキング」のトップ3を見ると、言わずと知れた人気住宅街がズラリと並んでいることがおわかりだろう。

 見事1位に輝いたのは、ここ数年、圧倒的な人気を誇っている吉祥寺。駅南口から5分ほど歩いたところに広がる「井の頭恩賜公園」は、まさに都会のオアシスだ。新宿・渋谷から電車で1本という好アクセスながら、豊かな自然にも触れられるのが、この街の最大の魅力である。

 さらに、百貨店やファッションビル、家電量販店から庶民的な商店街、飲食店までが軒を連ねるなど、利便性も申し分なし。1人暮らしからファミリーまで、幅広い層から支持されている。

 第2位は、新宿に次ぐターミナル駅として知られる池袋だ。知る人ぞ知る芸術の街でもあり、東京芸術劇場をはじめ、劇場や映画館の数は、新宿、下北沢、銀座に次ぐ数を誇る。また、立教大学や東京音楽大学、自由学園など学校が多く、文化的な匂いが漂うことも人気の一因だ。

 かたや、百貨店やサンシャイン60、家電量販店などの商業施設も充実しており、とかく「賑わう街」という印象が強い池袋だが、駅周辺なら西口を中心に大型マンションが建ち並び、駅から少し離れれば意外にも静かな住宅街が広がっている。そのため、「暮らしやすい街」として改めて人気が高まっている。

 第3位は、中目黒。東急東横線を使えば渋谷から2駅と近く、乗り入れている日比谷線を使えば、恵比寿や銀座にも1本で行くことができるので、アクセスは抜群だ。