ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
社長が語る「人材」の戦略

「痛みをシェアする」社風だから、人が辞めません
チェッカーサポート 伏見啓史社長

北村和郎 [ダイヤモンド経営者倶楽部]
【第7回】 2009年7月6日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

百貨店や大手スーパーなどを顧客として、レジ業務のアウトソーシングビジネスで急成長したチェッカーサポート。創業から優秀な人材がいてくれた、と伏見社長は振り返るが、一方で次のステージへと向かう準備も怠らない。「プロフェッショナルなサービス」提供を目指してさまざまな取り組みを続けている。

人材に恵まれて成長した
創業からの7年間

株式会社チェッカーサポート社長 伏見啓史氏

 私は前職も人材会社に勤めていたんですが、新しく当社を立ち上げようとしたときに多くの部下や後輩が「一緒に参加したい」ってついてきてくれたんです。ですから創業メンバー集めには苦労しなかったどころか、すごく頼りになる人材が創業期から多数いました。これはとても大きかったですね。

 その後も成長過程において、社員の知り合いとかその友達とか、そういった口コミだけで多くの優秀な人が集まってきました。
また人材会社ですので、現場に入った派遣社員の中で優秀な人を社員化できるという強みもあり、人材に困ったということはないですね。

 無名なベンチャーにとって人材確保はコストも手間もかかります。その割に優秀な人材はなかなか採用できないのが普通です。そういう点では当社は最初から人材に恵まれていたので、企業を成長させやすい要素をたくさん持っていたんだと思います。

 さらに特徴的なことは人が辞めないこと。創業から今までに30名くらいの管理職ポストを用意してきましたが、その役職者の退職は僅かに1名なんです。これだけ急成長してきたベンチャーで、「幹部が辞めない」というのは非常に珍しくないでしょうか。

 当社の社員は、管理職を含めてほとんどが現場の仕事を担当できます。もちろん私もです。超繁忙期で人手が足りないときは、会社を挙げて手伝いに駆り出されることも多々あります。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

北村和郎 [ダイヤモンド経営者倶楽部]

1967年生まれ。会員数500社超を誇る日本最大級の異業種経営者組織「ダイヤモンド経営者倶楽部」の運営に携わる。今までに面談してきた経営者は数千名におよび、ベンチャー誌の出版やさまざまなプロジェクト運営にも関わる。08年後半からは企業のCSRや制度をクローズアップした「社内制度.com」の立上げを手がけている。


社長が語る「人材」の戦略

経営は、結局のところ「人」で決まる。社員の可能性をどう引き出し、育てるか。その実力を最大限に発揮してもらうために、どんな組織を構築するか――。ベンチャー企業を成長軌道に乗せた経営者たちが、自らの「組織・人材」マネジメント術を明らかにする。

「社長が語る「人材」の戦略」

⇒バックナンバー一覧