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美人のもと

角度

西村ヤスロウ [広告プランナー]
【第28回】 2009年7月3日
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 誰でも自分の顔には好きな部分と嫌いな部分がある。全部好きと言う人は少ないが、全部嫌いと言う人はもっと少ない。

 全部嫌いではないからこそ、磨こうと思うし、もっと美しくなろうとする。だから女性は素晴らしい。

 女性は自分の顔のことをよく知っている。顔を鏡で見る時間は男性よりはるかに長いと思う。化粧時間だってある。いつまでも食べ物のカスが顔についているオジサンは結構いるが、そういう女性はまずいない。こまめに鏡で確認している。そして自分の好きな部分を広げ、嫌いな部分を減らすべくあれこれ考える。

 鏡を見る時も、顔を動かしながらきちんとチェックする。顔をゆっくり左右に振りながら。

 ところが、左右だけではない人がいる。顔を傾けるのだ。首を傾げると言ったほうがいい。顔が地面に対して垂直ではなく、10度くらい傾いている。それはあまり意味がないように思う。傾げたまま動かない。鏡を見ている間ずっと傾けている人もいる。しかも鏡まで傾けて。鏡も垂直でない。そして、表情はたいてい美人から遠い。何か悩んでいるのか。元に戻そう。

 美人はこれがほとんどない。傾いている時間が少ない。いつも地面に垂直。鏡を傾けることは多くても、傾いている時間はほとんどない。首を傾げないのだ。悩んでいる姿がないのだ。

 鏡を見ている時は、「美人のもと」は耳の穴あたりからこぼれていくのではないだろうか。だから美人はこぼさないように垂直。しっかり鏡を見ている。顔を左右に振っても垂直を維持。垂直でしっかり見ている時に好きな部分が増えていくのではないか。

 一方、傾き癖のある人は鏡を見るたびに「美人のもと」がこぼれていってしまっているようにも見える。こぼれていても気づかない。嫌いな部分が増えるかもしれない。

 鏡を見る時は顔の角度に注意する。鏡を使うとき、「美人のもと」はこぼれやすいのだ。こぼれないよう大切にしよう。

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西村ヤスロウ [広告プランナー]

1962年生まれ。プランナー。趣味は人間観察。著書に『Are You Yellow Monkey?』『しぐさの解読 彼女はなぜフグになるのか』などがある。


美人のもと

『経』に好評連載中の西村ヤスロウ氏によるエッセイ。「美人のもと」とは、女性なら誰しも持っているもの、「美人のもと」を磨き続けるためのコツを解き明かす。

「美人のもと」

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