中南米 2015年4月1日

外国人はまだ投資不可。「ボリビア」で投資チャンスを探る【前編】

カリブ海に浮かぶ小国・ドミニカ共和国に住み、中南米の新興国を舞台に貿易事業を展開する一方、訪れた各地で証券会社や銀行の口座を開き投資商品を見るのを趣味とする“トレーディングトラベラー”風間さんの体験レポート。今回は、反米を掲げ、外国人はいまだ投資機会がない国「ボリビア」探訪記です。

 中南米市場というと、ブラジル、メキシコ、ペルー、チリ、パナマ、コロンビア、トリニダード・トバゴ、ガイアナなど、世界金融危機後の2009年前後から堅調な経済成長を維持している市場が多い印象があります。

 中南米は特に鉱物や石油などの資源が多く、資源価格の伸びとともに株式相場で高いパフォーマンスを出していた国が数多くありました。そのため、欧米の機関投資家などからは、日本でよく紹介されているブラジル市場以外でも、チリやペルーなどが投資先として選ばれていました。

 そんななかで私は、まだ誰も手を付けてないこれからの市場で、かつポテンシャルが高い国はないものか、と考えてきました。そして現在、つねにその政治的な動きを注目している国のひとつが「ボリビア」です。

ボリビアの首都ラパス。アンデス山脈の雄大な景色が見られる【撮影/風間真治】
ラパスの絶景【撮影/風間真治】
大地の神「パチャママ」への祈りを捧げるボリビア先住民【撮影/風間真治】

アンデス山脈に位置し、天然資源に恵まれた国「ボリビア」

 ボリビアは南米のアンデス山脈に位置する国で、インカ帝国時代に最盛期を誇り、アイマラ族などインディオ系と呼ばれる先住民の血を引く人々が今でも多く住んでいます。アイマラ族の血を引く人たちはペルーやエクアドルなどにも住んでいますが、その顔つきや風習、文化、性格など、他の多くの中南米諸国の人々とはやや異なることで知られています。

 首都のラパスはアンデス山脈のほぼ中央に位置し、標高3600メートルにある世界で最も高い場所に位置する首都として有名です。その景観は非常に雄大かつ美しく、バックパッカーなど多くの旅行者が訪れることでも知られています。

ボリビアの5000メートルを超えるアンデス山脈のエリア、この先に古くに栄えた銀鉱山などがある

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