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就活の都市伝説

理系学生の文系就職は有利・不利どっち!?

ダイヤモンド・オンライン編集部
【第13回】 2015年4月2日
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「自分の就活、これでいいのかな…?」と悩み始めていませんか

 3月に就職活動が本格化してから早1ヵ月が過ぎました。さまざまな企業の説明会に参加したり、先輩やOB・OGの話を聞く中で、「自分の就活、これでいいのかな…?」と悩み始めている人も少なくないのではないでしょうか?

 様々な悩みがあるなかで今回注目したいのが、理系学生の就職先についてです。理系学生であれば、大学や大学院で勉強してきたことを生かして、技術・研究職などに就ける企業へ就職したいと思う方もいるかと思います。しかし実際に希望の企業へ就職したり、技術・研究職に就けるのは一握りです。そこで選択肢となるのが、理系学生の文系就職です。つまり、理系出身にもかかわらず、営業や事務職希望として就職活動するということです。

 「理系学生が文系就職をすると有利」あるいは「不利」という声も耳にすることがありますが、果たしてどちらが本当なのでしょうか?今回は、その真偽のほどを探っていきたいと思います。

「不利」という意見は16%
理系学生ゆえの時間的制約がハードルに

OKWave総合研究所が「質問・疑問に答えるQ&AサイトOKWave」上の「就職」カテゴリに寄せられた質問と回答を分析。同カテゴリの中から「理系」かつ「就職」「就活」「内定」「内々定」かつ「総合職」「文系職」「営業」「事務」などというキーワードを含むQ&Aを抽出したところ、質問576件のデータが得られました。

 まず、有利・不利についての意見が記述してある75件の回答を分析したところ、有利と見る「ポジティブ」な意見が39%、「中立」な意見が40%となり、不利と見る「ネガティブ」な意見は16%に留まりました。ポジティブな意見のなかには、「自分や知人が経験者」という人もおり、これから文系就職を目指す理系学生にとっては勇気づけられるデータです。

 では早速、それぞれ「有利」「中立」「不利」と考える人の声を聞いてみましょう。

■「有利」

 「営業は決して文系職じゃないです。メーカーの営業って理系がやると物凄く強いです。(出世コース!)だから開発をしていた人が、営業をやったりします。(中略)文系が有利って見えるのは、単に母数が多いからではないでしょうか?」

 「理系は技術職にも営業職(事務職)にも応募できますが、文系だと営業職(事務職)のみの応募しかできません。(中略)シンクタンクなどの市場やビジネスを研究する研究職もすべて理系出身者でまかなわれているようです。断然理系有利です」

 「化学メーカーに勤める場合、たとえ営業職でも理系のほうが有利だと思います。まず標品を売るときに、客先でその商品について、いくつか質問されると思います。その時、説明できるかどうかで、客の信頼度が大きく変わります」

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