「年末・年始高」を続けた世界の株式市場が変調を見せている。グローバルな景気・企業業績の回復、超金融緩和政策を両輪としてブル相場が継続したが、1月中旬以降に潮目の変化が顕在化した。

 相場を反落させた要素としては、(1)オバマ大統領の金融機関に対する新規制案、(2)中国政府・人民銀行の金融引き締め政策、(3)ソブリンリスク(ギリシャ等の国債信用リスク上昇)が挙げられよう。

 いずれも重いテーマで、一朝一夕には払拭することが難しい。楽観シナリオに耽溺していた投資家は、急速に酔いがさめ始めたようだ。

 過去2年間の日経平均株価は、「1月高値・3月安値」のパターンとなっている。2008年は、1月4日高値1万5156円→3月17日安値1万1691円で▲22・8%、09年も1月7日高値9325円→3月10日安値7021円で▲24・7%である。