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美人のもと

オジサンを見習え?「美人のもと」はつま先から逃げる

西村ヤスロウ [広告プランナー]
【第4回】 2008年1月23日
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*つま先

 誰が靴をきれいにしているのかという話をすれば、意外だがオジサンたちが優勝する。ヘンなニオイがするオジサンでも靴は結構きれいにしていることが多い。残念ながらこの点では若い男性は勝てない。オニイチャンたちはかっこいいスーツを着ていても靴が結構汚れている。なぜかオジサンは靴の汚れだけはすごく気になるようである。彼らはスーツ選びには興味がなくても、身だしなみとして靴を磨いているようだ。

 一方、女性の靴を見ていると、残念ながらオニイチャンたちよりも成績が悪い。かかとをつぶしてしまっている女子高生は少なくない。オバサンたちはがんばっているようだが、オジサンのピカピカには勝てない。OLの通勤靴も結構つらい。きれいな洋服を着ている女性でも靴が泣いていることが多いのだ。

 女性は顔に時間をかける分、足元には興味がなくなるのだろうか。それはよくわからないのだが、少なくとも靴を触る時間は短いと思われる。どうも靴は汚いと思っている女性が多いように思う。

 例えば、お座敷があるお店で、靴を脱いで自分が靴を下駄箱に入れなければならない場面での靴の持ち方を見ていると、指先だけで、なるべく触れる部分が減るように持つ人が多い。臭いものを持つかのように。事実臭いのではないか。たしかにそういう人の靴は汚い。

 そして、そういう人は靴を履く時の時間が短い。まず持った靴を置くというより、落下させる。落下は、新たな傷を増やすのに。触る時間を短くしたいのか。そして足だけで履く。上半身はすでに靴とは関わらない。そして、つま先をトントンしながら微調整をする。だから、つま先の色がはげていて、革の色が見えている。

 気をつけよう。大事な「美人のもと」はつま先から逃げていくようだ。靴が汚い女性を見ていると、どんなにきれいに化粧していてもガッカリするものだ。つま先がきれいな女性は、やはり美人のもとをしっかり維持している。

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西村ヤスロウ [広告プランナー]

1962年生まれ。プランナー。趣味は人間観察。著書に『Are You Yellow Monkey?』『しぐさの解読 彼女はなぜフグになるのか』などがある。


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『経』に好評連載中の西村ヤスロウ氏によるエッセイ。「美人のもと」とは、女性なら誰しも持っているもの、「美人のもと」を磨き続けるためのコツを解き明かす。

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