ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
短答直入

「デザインと質」を武器に世界市場に打って出る
乃村工藝社社長 渡辺 勝

2009年2月24日
著者・コラム紹介バックナンバー
乃村工藝社社長 渡辺 勝
撮影:住友一俊

 2007年の秋頃から景気悪化の予兆はあった。当社の主力事業である店舗内装やショールームなどの企画・施工を請け負う商業施設部門では、10億円以上の大型プロジェクトが1~2年延期となったり、予算が縮小したりといった影響が出ていた。しかし、08年夏以降にこれほどまで景気が悪化するとは思っていなかった。

 だが、社内では原点に戻り、棚卸しをするよい機会だと言っている。今までの顧客に対する提案方法やアプローチの仕方が最良のものなのかを見直すチャンスだ。

 創業116年の歴史のなかで付いてしまったムダをきれいにするときだと思っている。さらにこれまで大型プロジェクトを中心に受注してきたが、これからは中小規模のプロジェクトも積極的に取りにいくつもりだ。

 たまたま私は若い頃に社内の多くの部署を経験した。だからわかるのだが、他の部署を経験することが乃村の総合力を知ることにつながる。そのために人事異動も積極的に行なっていく。

 総合力のある人間がどんどん出てくれば、今まで取りこぼしていた需要を拾うことができ、売上高は2割は上がるのではないかと思っている。

 国内事業は当面厳しいだろうが、海外事業には期待している。来期、シンガポールの拠点を本格稼働させる。乃村の強みであるデザイン力と質の高さで勝負していきたい。10年度には海外売上高は全体の5%、さらに今後5年程度で10%程度まで伸ばしていきたい。

(聞き手:『週刊ダイヤモンド』編集部 片田江康男)

今週の週刊ダイヤモンド

2017年1月21日号 定価710円(税込)

特集 天才・奇才のつくり方 お受験・英才教育の真実

お受験・英才教育の真実

【特集2】
村田 vs TDK
真逆のスマホ戦略の成否

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購読いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事


短答直入

円高や原燃料高など、企業の経営環境が厳しさを増すなか、日本を代表する企業のトップはどんな成長戦略を講じているのか。話題の企業の内実に鋭く切り込むインタビュー。

「短答直入」

⇒バックナンバー一覧