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目指すは“環境ビジネス界のグーグル”
オアシスソリューション社長 関谷有三

週刊ダイヤモンド編集部
【第40回】 2008年8月8日
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オアシスソリューション社長 関谷有三
オアシスソリューション社長 関谷有三 (撮影:宇佐見利明)

 蛇口をひねれば見た目はきれいな水が流れ出るから、ビルやマンションの水道管の老朽度など普段は意識されることはない。だが、20年間も使っていると、内部は錆びてぼろぼろになり、大規模な改修工事が必要になるのは道理である。

 そこに目をつけ、水道管を独自技術「オゾンアクア殺菌洗浄工法“OASYS”」で洗浄するビジネスを展開しているのが、オアシスソリューションだ。従来工法では、約20年に1度、大がかりな工事が行なわれ、マンションなら1部屋当たり約30万円の費用がかかる。だが、オゾン水で洗浄する同社の工法なら、7~8年に1度の洗浄で、1部屋当たり約6万円。つまり、トータルコストは半額程度ですむ。しかも、従来工法では、20年間、水道管が汚れていく一方だが、同社の工法では新たな汚れがたまり出す頃に次の洗浄を行なうため、いつもきれいな水が使える。

 着実に実績を伸ばし、分譲マンションで累計500棟、2万世帯の施工を請け負った。設立2年目にして2億4000万円の売上高、7000万円の経常利益を達成した同社を率いるのは、関谷有三。その道のりは平坦ではなかった。

机1つ、電話1台で3年間の孤軍奮闘も
売り上げゼロに給料ゼロ

 栃木県で設備工事業を営む家の三男坊として生まれた。学生時代に100人規模のサークルを立ち上げるなど、リーダーシップは抜群で、「30歳まで大企業で働いて、独立しよう」と就職活動に入ろうとした矢先、父から1つの相談を受けた。

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