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限りなく透明に凜として生きる――「日本のマザー・テレサ」が明かす幸せの光
【第15回】 2015年5月1日
著者・コラム紹介バックナンバー
佐藤初女 [福祉活動家、教育者]

素直な子どもに育てるには、
大人の素直な姿勢がまず大事!

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佐藤初女さんのところへは、女優・大竹しのぶさんや、総理大臣夫人・安倍昭恵さんなど数多くの有名人が「おむすび」を学びにくる。
全国から自殺寸前の人がやってきてそこで「食」をもてなされると活力を得て帰っていく。まさに「ふるさと」のような地が青森・岩木山麓にある『森のイスキア』だ。
4月17日に1200名を集めた講演会も大盛況、当日500冊超の最新刊が売れた。
今、本連載第9回記事『なぜ、子育ての悩みはすべて「食」で解決するのか?』に2万超の「いいね!」が集まっている。
93歳の集大成書籍『限りなく透明に凜として生きる―「日本のマザー・テレサ」が明かす幸せの光―』(本記事巻末に購入者特典あり)を通じて、初女さんは今、伝えたいことを紹介する。

忙しいからあとで、とすっぽかすと、
子どもの心に不安が残ります


佐藤初女(さとう・はつめ)1921年青森県生まれ。1992年、岩木山麓に『森のイスキア』を開く。病気や苦しみなど、様々な悩みを抱える人々の心に耳を傾け、「日本のマザー・テレサ」とも呼ばれる。1995年に公開された龍村仁監督の映画『地球交響曲<ガイアシンフォニー>第二番』で活動が全世界で紹介され、国内外でも精力的に講演会を行う。アメリカ国際ソロプチミスト協会賞 国際ソロプチミスト女性ボランティア賞、第48回東奥賞受賞。2013年11月の「世界の平和を祈る祭典 in 日本平」でキリスト教代表で登壇。チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ法王と初対面。その際、おむすびをふるまう。『おむすびの祈り』『朝一番のおいしいにおい』など著書多数。(撮影:岸圭子)

 『森のイスキア』には、さまざまな方が訪れますが、わたしはどんな方でも無条件で受け入れます。

 わたしは子どものことも、どういうときであっても受け入れないといけないと思っています。

 小さくても子どもは子どもなりに、お父さんとお母さんに話したいと思っています。
 でも親の事情で、今は忙しくて聞けないということがたくさんあります。

 でも、今は聞けなくても、「あとでね」と言って、必ず聞くことが大事。すっぽかされると子どもは不安で、心に穴があいたように感じるんですね。

 元気な子ならいいけれど、やさしい子はそれを受け止められないんです。
 大きくなって、その子の口から話して初めて、親は気がついたということが多いんです。

 30歳をこえて、いつまでもうつ病が治らない、と言ってやってくる人がいます。
 話を聞いてみると幼稚園のころから、お母さんに話したいと思って帰ってきても、お母さんが忙しくて話を聞いてもらえなかったと言います。
 お母さんに責任をかけるのはよくないけれど、実際にそうだったんだろうと思います。

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佐藤初女 [福祉活動家、教育者]

1921年青森県生まれ。
青森技芸学院(現・青森明の星中学・高等学校)卒業。
小学校教員を経て、1979年より弘前染色工房を主宰。
老人ホームの後援会や弘前カトリック教会での奉仕活動を母体に、1983年、自宅を開放して『弘前イスキア』を開設。
1992年には岩木山麓に『森のイスキア』を開く。
助けを求めるすべての人を無条件に受け入れ、食事と生活をともにする。
病気や苦しみなど、様々な悩みを抱える人々の心に耳を傾け、「日本のマザー・テレサ」とも呼ばれる。
1995年に公開された龍村仁監督の映画『地球交響曲<ガイアシンフォニー>第二番』で活動が全世界で紹介され、
シンガポール、ベルギーほか国内外でも精力的に講演会を行う。
日本各地で「おむすび講習会」を開くとすぐ満員になる盛況ぶり。
アメリカ国際ソロプチミスト協会賞 国際ソロプチミスト女性ボランティア賞、第48回東奥賞受賞。
2013年11月の「世界の平和を祈る祭典 in 日本平」でキリスト教代表で登壇。
チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ法王と初対面。その際、おむすびをふるまう。
『おむすびの祈り』『いのちの森の台所』(以上、集英社)、『朝一番のおいしいにおい』(女子パウロ会)、『愛蔵版 初女さんのお料理』(主婦の友社)、『「いのち」を養う食』(講談社)など著書多数。


限りなく透明に凜として生きる――「日本のマザー・テレサ」が明かす幸せの光

93歳の「日本のマザー・テレサ」がこの20年ずっと温め、最も伝えたかったテーマが「限りなく透明に凜として生きる」。雪深い岩木山麓にある『森のイスキア』の窓外に美しく光る葉は一枚一枚が透明だ。ひと粒、ひと声、ひと手間をていねいに。“今を生きる”と幸福の種が芽吹く。揺れる心をおだやかに整える気づき。年初来続く事件の数々……今こそ「限りなく透明な生き方」を分かち合う必要があるのでは?

「限りなく透明に凜として生きる――「日本のマザー・テレサ」が明かす幸せの光」

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