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“意識高い系”新入社員に尊敬される上司の条件

唐仁原俊博[ライター]
【第3回】 2015年5月2日
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 ゴールデンウィークのまっただ中、皆さんはいかがお過ごしだろうか。新年度もすでに1ヵ月が過ぎた。新入社員たちの人となりも徐々にわかってきて、すでにいい関係を築きつつあるという人もいれば、研修の最中で手を焼いているという人もいるだろう。「若いやつが何を考えているのかわからん」というのは、いつの時代でも言われることだが、今回はいかにして新入社員の信頼を勝ち取るか、ということについて考えてみたい。

仕事の能力は度外視!
新入社員が上司に求めるのは○○だった

新入社員に尊敬される上司像、勘違いしていませんか?
Photo:milatas-Fotolia.com

 信頼される上司や先輩像を考えたときに、「そりゃあ、仕事ができる人でしょ」と考えたあなたは、新入社員とのコミュニケーションでつまずく危険性大だ。全国の中堅中小企業に採用と教育サービスを提供する株式会社ジェイックが行った調査(選択式で複数回答可)では、実に興味深い結果が出ている。

 新入社員が上司に期待することのトップは、なんと「人間的に尊敬できる」ことだった。ジェイックが一昨年から実施している調査において、3年連続でこの項目がダントツの1位。「決断力」や「統率力」を挙げるのは例年20%程度にすぎず、「成果を残している」に至っては10%前後だ。「人間的に尊敬できる」を選んだのが75%であることから、新入社員は仕事の能力よりも、はるかに上司の人間性に目を光らせていることがうかがえる。

 仕事ができる上司かどうかというのは、確かに新入社員には判断がつきかねる。彼らにとってみれば、周りの上司・先輩は皆、自分の知らないことを知っている人たち。そこで「いい人っぽい!」という印象が重視されるのは、わからなくもない。初対面の好印象は重要であるというのはよくいわれることではあるが、まずは人間としてできた人だと思わせることが信頼される上司への第一歩になりそうだ。

 とはいえ、「よし、人として尊敬されるようにしよう」と思っても、具体的に何をすればいいものか……。しかも、バリバリ仕事をこなしているところを見せつける、というのは効果が薄いらしい。これはなかなかの難問だ。

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