新たなフェーズに入るイスラエルスタートアップ業界

 現在、イスラエルのハイテクスタートアップ業界は、様々な業界に広がりを見せている。衛星通信技術のイメージサット(ImageSat)や、クレジットカードのマスターカード(MasterCard)など、これまでスタートアップ支援からは遠い所にいたプレーヤーが、続々とアクセラレータ・プログラムをスタートしている。

 日本企業は、2歩、3歩遅れている感は否めないが、そんな中、電通が子会社の電通イージス・ネットワークを通じイスラエルの広告代理店アバガダ・インターネット(AbaGada Internet)の株式を100%取得し買収、サン電子がAR(拡張現実)企業インフィニティー・エーアール(InfinityAR)の第三者割当増資に応じ、同社株式の33.5%にあたる260万ドルの出資を決定している。

 イスラエルのイノベーションを日本の企業がどう取り込んでいくのか、一筋縄ではいかぬ部分はあるだろう。まだまだ、イスラエルへ行ったことがない方も多く、「イスラエル現地へ是非行きたい」という声も多数ある。

 そのイスラエルで、9月上旬、「DLD Tel Aviv 2015」というイベントが開催される。世界中からスタートアップに関わる人々がテルアビブに集まり、街中至る所でイベントが開催され、スタートアップネイション・イスラエルを体感する絶好の機会となる。

 イスラテックとサムライインキュベートは、共同でこのDLDに行くツアーを企画中。ご関心のある方は、是非下記のメールアドレスまでご連絡くださいませ。(担当 加藤:kato@isratech.jp)