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上場小売業の3~5月期決算
収益の落ち込みに歯止めかからず

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【第2回】 2009年8月10日
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イオン、GMS事業の営業赤字幅が拡大

 昨年後半からの急激な景気後退で消費が減速し、小売業の収益が圧迫されているが、主な上場小売業の10年2月期第1四半期決算を見ると、収益の落ち込みがいちだんと大きくなっていることがわかった。

主な上場小売業の2010年2月期第1四半期業績

 イオン(千葉県/岡田元也社長)の営業利益は対前期比61.5%減と大幅に落ち込んだが、その原因は主力のGMS(総合スーパー)の不振である。国内GMS事業の営業赤字は、前年同期の43億円から87億円に拡大するなど厳しい状況が続いた。セブン&アイ・ホールディングス(東京都/村田紀敏社長)も営業利益が17.5%減となったが、足を引っ張ったのはGMSやSM(食品スーパー)を中心とするスーパーストア事業である。スーパーストア事業の営業利益は59.2%減(約77億円)の約53億円に落ち込んだ。とくにイトーヨーカ堂(東京都/亀井淳社長)は活発な販促策で集客を図ったが、衣料品や住関連品が振るわず、苦戦が続いた。

 深刻な不振に陥っている百貨店では、J.フロントリテイリング(東京都/奥田務社長)と高島屋(東京都/鈴木弘治社長)の営業利益が、それぞれ59.8%減の約28億円、72%減の約21億円となるなど、激しい収益の落ち込みに見舞われている。

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