しかるべき手を打てば、早期に解決できる!

  それに、クラスアクションは、早期に解決することが多いのも事実です。
 というのは、クラスアクションを提起するためには、裁判所から「クラスの認定」を受ける必要があるからです。この段階で、被告側が「クラス」と呼ぶに値しないことを立証できれば、クラスアクションを回避することができるのです。

 「クラスの認定」は、主に次の4つのポイントで判定されます。

(1)そのクラスの構成員が十分に多数であるか(多数性)
(2)クラスの構成員が共通の争点を有しているか(共通性)
(3)クラスの代表者が、そのクラスにとって典型的な請求をしているか(典型性)
(4)クラスの代表者が適切にクラスを代表できているか(適切性)

 この段階で、クラスアクションに詳しい弁護士が、「該当商品の使用方法」「原告それぞれの経験」「原告ごとのクレームの内容」などを綿密に調査すれば、「クラス」に該当しないことを立証することは可能です。

 重要なのは、クラスアクションが提起されたら、問題を社内で抱え込まず、専門性のある弁護士にできるだけ早く相談すること。しかるべき対処をとれば、クラスアクションを未然に防ぐこともできるのです。