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4人に1人は給料に不満!
裏に「認められたい願望」あり

ダイヤモンド・オンライン編集部
2015年6月18日
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 「もう会社行きたくない」「こんな会社辞めたい」

「今の会社にいても未来が見えないな…」と思ったことはありませんか?

 そう思った経験、サラリーマンならきっと一度はあるはずだ。ではサラリーマンの多くは、会社にどんな不満を抱きながら働いているのだろうか?

 ダイヤモンド・オンラインでは、読者に対して「いまの会社、仕事で一番の不満は?」というアンケートを実施。5万2372人から回答を得た(※)

 「不満はない」とした回答者は38%だった一方、不満を持っている人は62%に。その内訳を見ていくと、最も多いのが「給料」についてで全体の24.6%を占め、次いで「人間関係」(14.9%)、「仕事内容」(13.0%)が続いた。最近、多くの企業が削減に取り組んでいる「残業時間」は9.4%と、10人に1人にも満たなかった。

(※)スマートフォンにてサイトにアクセスしたダイヤモンド・オンライン読者を対象に実施。調査期間5月14日~25日。

「会社は自分を正しく評価してくれない」
だから給料に不満を抱く

日本人事経営研究室の山元浩二社長

 「経営者の多くが社員に対して抱く典型的な悩みは、『人が育たない』『優秀な人材が採用できない』、そして『優秀な人材から辞めてしまう』というものです」

 こう語るのは、中小企業を中心に人事制度のコンサルティングを行う日本人事経営研究室の山元浩二社長だ。日本にある約420万企業のうち中小企業は99.7%、そこで働く従業員者数は労働者全体の約7割を占める(中小企業庁より)。そんな中小企業で働く人が、辞めてしまう理由としては、何が大きいのか。

 「辞めてしまう30代前後の方が口を揃えるのが『将来のビジョンが描けない』という不安です。例えば、ベンチャー企業では、“理念”や“ルール”がきちんとできておらず、トップにそのつもりがなくても方針がコロコロ変わることもあり、社員の『3~5年後どうなるの?』という不安につながります。そしてその不安は、次第に“不満”に変化していくのです」(山元社長)

 今回のアンケートで約4人に1人が不満に感じていることが分かった「給料」。これについても、ルールができていない、すなわち評価がそのまま給料に反映されていないことが不満につながっている、と山元社長は話す。「評価・賃金テーブルがあっても評価が給料に結びついている中小企業は2~3%ほどに過ぎない」(山元社長)そうで、「給料への不満=評価への不満」と言ってもよさそうだ。

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