株式レポート
6月9日 17時11分
マネックス証券

日経平均360円の大幅安 東証1部の9割近い銘柄が下落 - 市況概況

  1. 概況

    本日の日本株式市場は日経平均が360円安の2万96円と大幅に下落し、3日続落となりました。TOPIXやJPX日経400、新興市場のマザーズ指数など主要指数は軒並み下落しました。昨日の米国株式市場で主要指数が続落し、ドル円が124円台半ばまで円高に振れたことを受け、日経平均は164円安の2万293円で寄り付きました。日経平均は120円安余りまで下げ幅を縮める場面がありましたが、それ以上下げ幅を縮める強さはなく、前場は寄り付きの水準でもみ合いとなり、結局前場引けは164円安と寄り付きと同水準で取引を終えました。後場寄り後もしばらくは前場終値水準での取引が続きましたが、14時頃から先物で大口の売りが出たことをきっかけに、日経平均は下げ幅を大きく拡大しました。結局日経平均はほぼ安値引けとなり、5月19日以来約3週間ぶりの安値で取引を終えました。また、日経平均の下げ幅は4月30日に538円安となって以来約1ヶ月半振りの大きさとなりました。業種別には水産・農林業、石油石炭製品、電気・ガス業の3業種のみが上昇、残る30業種は下落しました。中でも保険業は唯一3%を超える下落となり、騰落率ワースト1位となりました。東証1部の総銘柄数1,885のうち値下がりが1,652と9割近い銘柄が値下がりしました。

  2. 個別銘柄動向等

    東証1部の売買代金上位30銘柄中上昇は11位のNTT(9432)が0.3%高となったのみと、主力銘柄の大半が値下がりとなりました。売買代金トップの東京電力(9501)は3.6%安で続落、その他トヨタ(7203)やメガバンク3行は揃って2%弱の下落となりました。材料が出たところでは、5月の既存店売上高が前年同月比22%減となったと発表した日本マクドナルド(2702)は0.5%安となりました。2016年の主要国首脳会議(サミット)が三重県志摩市で開催されると発表されたことで昨日ストップ高となった三重交通グループホールディングス(3232)は本日は6.8%安と反落しました。同じくサミット関連銘柄として買われた近鉄グループ(9041)は変わらずとなっています。

【VIEW POINT: 明日への視点】
日経平均は米国株安と円高進行という外部環境の悪化を受け、大幅安となりました。ただ、株価上昇の背景にある日本企業の収益改善について大きくネガティブな材料が出たわけではなく、先物主導の利益確定売りの域を出ないと考えられます。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部)

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(マネックス証券)


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