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定額音楽配信へのアップル参入は、
iTunes日本上陸の黒船再来か

週刊ダイヤモンド編集部
2015年6月15日
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アップル・ミュージックは、昨年買収した「ビーツ・エレクトロニクス」がベースとなっている
Photo by Justin Sullivan/gettyimages

 5月末から、国内外で音楽配信の定額聴き放題サービスの発表が相次いだ。

 最も話題をさらったのが、6月8日に米アップルが発表した「アップル・ミュージック」だ。

 アップルといえば、2001年のiPod発売が復活のきっかけとなったように、音楽とは切っても切れない関係。だが、音楽をダウンロード販売するiTunesは、近年、聴き放題サービスの台頭で陰りを見せており、てこ入れとばかりに、新たな聴き放題サービスを打ち出したのだ。

 新サービスでは、月額9.99ドル(約1200円)で、約3000万曲が聴き放題になる。無料の音楽ラジオもあり、iPhoneに標準装備されることから、大きな伸びを見せそうだ。日本でも各国と同時期に始まる見込み。

 だが、音楽業界では「驚きはなかった」(レコード会社関係者)との声が支配的だ。というのも、無料会員数6000万人(うち有料1500万人)で定額聴き放題の世界最大手、スウェーデンのスポティファイ(日本未参入)に対抗する革新性に乏しかったためだ。

国内市場を守る日本勢

 アップルの来襲に備え、国内企業も次々とサービスを発表した。

 先行したのが、5月末発表のエイベックス・グループとサイバーエージェントが開始した「AWA(アワ)」。無料お試し期間中の6月10日にはアプリのダウンロード数が100万に到達した。

 11日には、メッセージアプリのLINEによる「LINEミュージック」が発表になった。メッセージを通じて音楽を推薦し合う機能が特徴で、アップルの動きを見て開始を前倒ししたようだ。

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