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1000円台で楽しむ おとなの居酒屋

日替わりの刺身と肉豆腐、渋谷が誇る大衆酒場 細雪(渋谷)

浜田信郎
【第14回】 2008年4月25日
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 京王井の頭線・渋谷駅、マークシティ周辺には、古くから続く焼き鳥屋を中心に、一大酒場街が形成されています。そんな中、もっとも大衆酒場らしい風情を醸し出しているのが、入口にホッピーと書かれた赤ちょうちんが並ぶ「細雪」です。

 店内は4人掛けのテーブルが、ずらりと8卓ほど。ひとりでやって来る常連さんたちは、このテーブル席に入れ込みで座っていきます。店は店主夫妻が2人で切り盛り。お客さんが多くなってくると、常連さんたちも店主夫妻を助けるのです。

 そんなテーブル席の一角に腰をおろすと、すぐにおかみさんが今日の刺身メニューを持ってきてくれます。このメニューは、その日の仕入れ内容に応じて店主が手書きしたもの。これ1枚しかないので、新しいお客さんが入ってくるたびに、おかみさんがそのメニューを持ってきてくれるのでした。

 刺身は後で燗酒に移行したときにもらうことにして、手書きメニューは目を通しただけで返却し、まずは瓶ビール(アサヒスーパードライ大、550円)と、この店の名物のひとつ、肉豆腐(350円)を注文します。

 深皿のまん中に、肉豆腐の煮汁でよく煮込まれた大きな豆腐が1個、デンと鎮座し、豚肉、玉ねぎの入った煮汁が掛けられた肉豆腐。味は東京らしい、醤油と砂糖の甘辛味で、七味唐辛子をふりかけて、ハフハフといただきます。

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浜田信郎

1959年、愛媛県生まれ。造船会社で働く設計士。サラリーマンの傍ら、名店酒場を飲み歩く。その成果を綴ったブログ「居酒屋礼賛」は、呑んべいに大人気。著書に『酒場百選』(ちくま文庫)がある。


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