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株式市場透視眼鏡

マインド低下を表す出来高減
世界的低迷で自律反発は「期待薄」

2008年9月10日
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 日本の株式相場は一進一退の状況が続き、市場マインドは低下の一途をたどっている。

 株式運用のニーズはいまや国内株に限定されない。グローバル化、分散化が急速に進んでいる。

 そこで、株式市場の出来高を「マインドの変化」と考え、米国(SP500)・英国(FT100)・香港(H株指数)と日本(TOPIX)の出来高の相関を見てみると、基本的には相場の変動に伴い、順相関であることがわかる。通常の価格変動であれば、各国市場の出来高の推移は似たようなものとなる。

 しかし、市場特有の要因があったときには逆相関に大きくぶれ、対香港、対欧米であるかによって資金シフトの様相も異なる。

 年初こそ、エマージング市場の減速やサブプライムで先行して売られた欧米・香港市場と日本市場の動きの違いが鮮明となっていたが、今はそれぞれ同期してきており、次の動きをうかがう展開となってきている。
 
 マインドの低下は、端的なかたちで出来高に表れる。出来高と株価の関係は、基本的には変動率に対して順相関の関係となる。

 相場が動けば上がっても下がっても出来高は増え、逆に相場が動かなければ出来高が減少し、相関はなくなっていく。変動率が高いにもかかわらず出来高が減少していくようであれば、逆向きに転換するか、相場がもみ合い期に入る前兆となる。

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