株式レポート
6月30日 16時41分
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マネックス証券

日経平均反発 ソニーが公募増資を発表で大幅安 - 市況概況

  1. 概況

    本日の日本株式市場は日経平均が125円高の2万235円と4日ぶりに反発しました。TOPIXやJPX日経400、新興市場のマザーズ指数もそれぞれ反発しました。昨日の欧米株式市場はギリシャ問題への懸念からいずれも大幅安となったものの、日経平均は昨日先んじて600円近く下落していたことから、本日は64円高の2万174円と反発して寄り付きました。日経平均は寄り付き後に上げ幅を縮め、一時は8円高と上げ幅を一桁まで縮めました。その後切り返すと再び上げ幅を広げて110円高余りまで上昇しましたが、中国の上海総合指数が下げ幅を広げると日経平均も再び上げ幅を縮小し、前場引けは23円高となりました。日経平均は後場に入ると上海総合指数が切り返したことを受け、一段高となってその後も堅調な推移となりました。日経平均は結局ほぼ本日の高値で取引を終えました。業種別には原油価格の下落を受けて航空大手2社が上昇したことで騰落率首位となった空運業をはじめとする24業種が上昇しました。東証1部の1,887銘柄中上昇が1,279と昨日の全面安から反発した銘柄が多数を占めました。

  2. 個別銘柄動向等

    東証1部の売買代金トップにはソニー(6758)が入り、8.3%安と大きく下落しました。14時頃に公募増資と新株予約権付社債の発行で最大4400億円を調達すると報じられ、1株利益の希薄化が懸念されて急落しました。その後ソニーは正式に同内容を発表しています。その他の売買代金上位銘柄は昨日から反発した銘柄が目立ちましたが、みずほFG(8411)、三菱UFJFG(8306)、ソフトバンク(9984)の3社は続落しました。本日の日経新聞朝刊で3-5月期の営業利益が前年同期比5割増となったと報じられたイオン(8267)は6.8%の大幅上昇で年初来高値を更新しました。昨日の大引け後に3-5月期の決算発表を行ったニトリ(9843)は、営業利益が前年同期比5.3%減となったものの、市場予想を上回ったことで買われ3.6%高となり年初来高値を更新しました。また、現社長の長男が7月1日付で社長に就任すると報じられたスズキ(7269)は、報道当初はやや売られたもののその後切り返し、終値では2.7%高と反発しました。

【VIEW POINT: 明日への視点】
日経平均は昨日の大幅下落から反発しました。ただ、今週日曜日のギリシャの国民投票や、木曜日の米国雇用統計の発表など重要イベントを控える中で反発に力強さはなく、まだ様子見といった雰囲気が強いと思われます。今週はギリシャを巡ってどのような報道が出てくるかによってマーケットは一喜一憂といった展開が想定されます。明日は寄り付き前の8時50分に日銀短観、10時に中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)がそれぞれ発表されます。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部)

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(マネックス証券)


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