株式レポート
7月1日 8時5分
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マネックス証券

米国市場は前日の大幅安の反動で反発 日銀短観や中国製造業PMIの発表に注目 - 市況概況

NYダウ: 17619.51  △23.16 (6/30)
NASDAQ: 4986.87  △28.40 (6/30)

【米国株式市場】
<ニューヨーク市場>

  1. 概況

    米国市場は前日の大幅安の反動や、日本や中国などの株式市場が上昇し世界同時株安の流れに一部、歯止めがかったこともあって反発しました。取引開始直後に110ドル高余りまで買われたダウ平均は、上値が伸び悩むと昼過ぎにマイナスに転じ20ドル安近くまで売られる場面もありました。しかし、大きく下げることなく直ぐに切り返すとギリシャが欧州連合に新たな支援策を要請したと伝わり午後に再び120ドル近くまで上昇しましたが、ユーロ圏19カ国の財務相が緊急の電話会議でギリシャの提案を受け入れないことを確認したと伝わると取引終盤で上げ幅を縮めました。結局ダウ平均は23ドル高の17,619ドルと小幅に反発して取引を終えました。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は28ポイント高の4,986ポイントと5日ぶりの反発となっています。取引時間中には節目の5,000ポイントを回復する場面もありました。

  2. 業種別動向

    業種別S&P500株価指数は全10業種のうちエネルギー、一般消費財・サービスなどの7業種が上げました。一方で電気通信サービス、公益事業、生活必需品の3業種が下げました。

  3. 個別銘柄動向

    非鉄大手のアルコア(AA)がブラジルのアルミニウム精錬施設の閉鎖を発表したことで事業環境の厳しさが意識され下げたうえ、大学運営を手掛けるアポロ・エデュケーション(APOL)は四半期の売上高が市場予想を下回ったことで急落しました。一方で有力医薬品会社との契約に調印したと発表した医療診断サービスのシグナル・ジェネティクス(SGNL)が急騰し、米コンサルティング会社のタワーズワトソン(TW)との合併を発表した保険の英ウィリス・グループホールディングス(WSH)が大幅高となりました。また、投資先の民間警備会社を仏運用会社に売却すると発表した運用大手のブラックストーン(BX)が堅調で、フィットネス関連機器のフィットビット(FIT)がアナリストによる買い推奨を受けて急伸しています。

【VIEW POINT: 今日の視点】
米国市場は反発となったものの小幅な上昇に止まったことから本日の日本市場は小動きでのスタートが予想されます。取引開始前には日銀短観が、さらに前場の取引時間中には中国製造業PMIの発表が予定されるなか、相場に明確な方向感がみられるかが注目され、荒い値動きが続くようだと引き続き中国市場に神経質な展開となりそうです。

(マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト 金山 敏之)

【為替・金利等】ギリシャから米国に焦点が移るか
<ポイント>

◆昨日は、ギリシャの対IMF債務返済ができない中で、ギリシャが新提案を行ったにも拘らずユーロ圏は受け入れず、ユーロが軟化した。

◆この間、ドル/円は、米国株や米中長期債利回りは小幅高となったものの、一時122円割れとなるなど上値の重い展開となっている。

◆本日は、日銀短観、中国PMI速報値、英製造業PMI、米ADP民間雇用者数、米ISM製造業景況指数など比較的重要度が高い指標の発表が多い。日本時間午後6時半にはユーロ圏財務相会合がギリシャ問題について再度電話会議を行う予定となったが、ギリシャデフォルトへの反応が限定的となれば、指標結果を睨んだ動きとなりそうだ。

◆ドル/円は、日銀短観よりも明日の米雇用統計に向けたADP民間雇用統計が重要で、月間20万人超の雇用創出ペースが確認されれば、123円方向への強含みとなるかもしれない。

(マネックス証券 シニア・ストラテジスト 山本 雅文)

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(マネックス証券)


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