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どこでもデータのやり取りが自在
クラウド型ストレージサービスの便利度

【第61回】 2009年7月13日
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 必要なデータをいつでもどこでも取り出して、更新したい――外出先や出張先などで、こんな思いをしたことのある方は多いに違いない。

 そんな際に最も手軽な方法はUSBメモリを持ち歩くことだが、うっかりオフィスに忘れたり、最悪の場合、紛失したりする危険性もある。

 そこで今、注目を集めているのが、オンラインのストレージサービスだ。わけても人気なのが「Dropbox」だろう。使い方は簡単。まずは、クライアントソフトをインストール。するとPCのマイドキュメントフォルダ内に、「My Dropbox」というフォルダが設置されるので、そこに共有したいファイルを保存するだけでOK。共有したいPCにもクライアントソフトをインストールしておけば、どこからアクセスしても最新のファイルが取り出せる。

 ただし「Dropbox」の場合、「My Dropbox」直下のファイルしか同期できない。その簡便さが同サービスの利点ではあるが、逆に使い難い点でもある。同期する必要のないファイルまで“勝手に”同期されてしまう、あるいは、同期したいファイルのみを他フォルダからいちいちピックアップしなければならないからである。

「SugarSync」クライアントアプリの画面(一部)。容量2GB、2PCの使用までは無料。ご利用はあくまで自己責任で。

 そんな「Dropbox」のライバルとして、最近、有力視されているのが「SugarSync」だ。使い方は「Dropbox」とほぼ同じだが、「SugarSync」の場合、任意のローカルフォルダを指定して共有できる点が大きく異なる。

 例えば、あるプロジェクトのファイルをチームで共有する場合、プロジェクトフォルダ内に共有フォルダを設置すればよい。同一フォルダ内に共有とそうでないファイルを置くことができるので、無駄にデータが散逸することもない。

 その他、「SugarSync」は、様々なデバイスでのデータ同期を目指しており、現在ではとりわけ、iPhoneアプリの提供が話題になっている。ファイルの閲覧はもちろん、iPhoneで撮影した写真を即座にアップロードして共有するといった使い方も可能だ。

 こうしたクラウド型のストレージサービスは、ローカルPC側にデータを置かない「ZumoDrive」や、Googleが放つと噂されている「G Drive」など、新たな発想に基づいたサービスの登場が目覚ましい。すべてのデータを、雲の上でやり取りする日が訪れるのも、そう遠くはないといえそうだ。

(中島 駆)

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