株式レポート
7月8日 8時6分
マネックス証券

米国市場はギリシャ支援協議進展への期待で反発 日本市場は米国株高を受けて続伸スタートか - 市況概況

NYダウ: 17776.91  △93.33 (7/7)
NASDAQ: 4997.46  △5.52 (7/7)

【米国株式市場】
<ニューヨーク市場>

  1. 概況

    米国市場は3日ぶりに反発しました。7日のユーロ圏首脳会議に先立つ財務相会合でギリシャから新たな財政緊縮策の提案がなく支援協議が難航するとの見方が強まったことや、下落が続いている中国株が下げ止まらないことへの懸念、さらに原油価格の下落もあって取引開始直後から下げ幅を広げたダウ平均は昼前に220ドル安近くまで売られました。しかし、その後、ギリシャが7月末までのつなぎ融資を要請したことや、ユーロ圏首脳会議を12日にも再度開催することなどが伝わると事態打開への期待から値上がりに転じ、原油価格が持ち直したこともあって取引終盤で一段高となりました。結局ダウ平均は93ドル高の17,776ドルと高値圏で取引を終えました。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も5ポイント高の4,997ポイントとなっています。

  2. 業種別動向

    業種別S&P500株価指数は全10業種のうち素材を除く9業種が上げました。なかでも公益事業と生活必需品が2%を超える上昇となっています。

  3. 個別銘柄動向

    製薬のホライゾン・ファーマ(HZNP)から買収提案を受けたデポメッド(DEPO)が急伸し、製薬のアラガン(AGN)に一部の研究開発や販売権を売却することで合意したメルク(MRK)が堅調でした。さらに買い推奨を受けて健康機器メーカーのフィットビット(FIT)も買われました。一方で中国株安を受けて中国の電子商取引最大手アリババ集団(BABA)が売られ上場来安値を付けたほか、投資判断引き下げを嫌気してハンバーガーチェーンのシェイク・シャック(SHAK)や電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)が大幅安となっています。また、パソコン需要低迷を理由に第2四半期の売上高見通しを引き下げた半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が急落し、同業のエヌビディア(NVDA)やインテル(INTC)も売られました。

【VIEW POINT: 今日の視点】
本日の日本市場は米国市場が3日ぶりの反発となったことから続伸でのスタートが予想されます。不透明なギリシャ情勢が続くなか日経平均がどこまで上値を伸ばせるかがポイントとなりそうで、25日移動平均線を回復しての引けとなるかが注目されます。

(マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト 金山 敏之)

【為替・金利等】英予算案はポンドを救うか?
<ポイント>

◆昨日は、欧州時間にギリシャ問題を巡るユーロ圏財務相会合・首脳会合に向けて米中長期債利回り低下・ドル高・円高が進行したが、NY時間入り後にはギリシャが8日までに新提案を策定し週末12日までの合意を目指す方向性が見えてきたことから反転したかたちとなった。

◆ドル/円は、米中長期債利回り低下と共に一時122.01円へ下落した後、122円台後半へV字回復しほぼ前日終値の水準に戻った。

◆ユーロ/ドルも、1.10ドル台半ばから1.0916ドルへ急落した後、同水準へ回復したが、引けにかけては再度1.10ドル丁度近辺へ軟化している。

◆本日は、本日提出されることとなったギリシャの新改革案と融資申請の内容とEU側の評価が注目され、報道を受けて上下する可能性があるが、最終決定は12日まで引き伸ばされる可能性が高く、為替市場も不安定な状況が続くと見られる。

◆その他、重要イベントとしては英予算案発表(20:30)とFOMC議事要旨(明方3:00)が注目される。英予算案では、従来以上に緊縮的な予算となる場合には、景気抑制・利上げ遅延リスクからポンド安要因となる一方、追加緊縮策なしで好況を受けた税収増を背景に今後の財政赤字が下方修正されたり、英国債発行額が従来計画よりも縮小されると、ポンド高要因となりそうだ。

◆6月FOMC議事要旨では、先行きの利上げについて積極的な議論となればドル高、逆に更に慎重な議論が支配的となる場合にはドル安要因となるが、いずれにせよ、今回は利上げ開始時期の本命である9月まで時間があることもあって、確定的な内容とはならずドルへの影響も限定的となりそうだ。

(マネックス証券 シニア・ストラテジスト 山本 雅文)

■ご留意いただきたい事項
マネックス証券(以下当社)は、本レポートの内容につきその正確性や完全性について意見を表明し、また保証するものではございません。記載した情報、予想および判断は有価証券の購入、売却、デリバティブ取引、その他の取引を推奨し、勧誘するものではございません。当社が有価証券の価格の上昇又は下落について断定的判断を提供することはありません。
本レポートに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測であり、当社の意見や予測をあらわすものではありません。また、提供する情報等は作成時現在のものであり、今後予告なしに変更又は削除されることがございます。
当画面でご案内している内容は、当社でお取扱している商品・サービス等に関連する場合がありますが、投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的として作成したものではございません。
当社は本レポートの内容に依拠してお客様が取った行動の結果に対し責任を負うものではございません。投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。
本レポートの内容に関する一切の権利は当社にありますので、当社の事前の書面による了解なしに転用・複製・配布することはできません。当社でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動・金利の変動・為替の変動等により、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。また、発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等により、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
なお、各商品毎の手数料等およびリスクなどの重要事項については、マネックス証券のウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」(※)をよくお読みいただき、銘柄の選択、投資の最終決定は、ご自身のご判断で行ってください。
((※)https://info.monex.co.jp/policy/risk/index.html)

■利益相反に関する開示事項
当社は、契約に基づき、オリジナルレポートの提供を継続的に行うことに対する対価を契約先金融機関より包括的に得ておりますが、本レポートに対して個別に対価を得ているものではありません。レポート対象企業の選定は当社が独自の判断に基づき行っているものであり、契約先金融機関を含む第三者からの指定は一切受けておりません。レポート執筆者、並びに当社と本レポートの対象会社との間には、利益相反の関係はありません。

(マネックス証券)


マネックス証券
株式売買手数料(指値) 口座開設
10万円 30万円 50万円
100円 250円 450円
【マネックス証券のメリット】
日本株投資に役立つ「決算&業績予想」、信用取引ではリスク管理に役立つ信用取引自動決済発注サービス「みまもるくん」が便利。米国株は最低手数料5ドル(税抜)からお手軽に投資が可能で、米国ETFを通じて世界中に分散投資できる。投資先の調査、リスク管理、リスク分散など、じっくり腰をすえた大人の投資ができる証券会社と言えるだろう。一方、短期・中期のトレードに役立つツールもそろっている。逆指値ほか多彩な注文方法が利用できる上に、板発注が可能な高機能無料ツール「新マネックストレーダー」が進化中だ。日本株、米国株、先物取引についてロボットの投資判断を日々配信する「マネックスシグナル」も提供しており、スイングトレードに役立つ。
【関連記事】
◆AKB48の4人が株式投資とNISAにチャレンジ!「株」&「投資信託」で資産倍増を目指せ!~第1回 証券会社を選ぼう~
◆マネックス証券おすすめのポイントはココだ!~日本株手数料の低さ、ユニークな投資ツールが充実しているネット証券大手
マネックス証券の口座開設はこちら!

 

株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券!最新情報はコチラ!
ネット証券口座人気ランキングはコチラ!
NISA口座を徹底比較!はコチラ
株主優待おすすめ情報はコチラ!
優待名人・桐谷さんの株主優待情報はコチラ!

 

Special topics pr

ZAiオンラインPickUP
[クレジットカード・オブ・ザ・イヤー2017]2人の専門家が最優秀クレジットカードを決定! 2017年版、クレジットカードのおすすめはコレ! おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き その 【株主優待】最新の株主優待情報更新中! アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、 本当は“ゴールド”ではなく“プラチナ”だった!? 日本初のゴールドカードの最高水準の付帯特典とは?
ランキング
1カ月
1週間
24時間
じぶん銀行住宅ローン 「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」付帯サービスはプラチナカード顔負け!最強ゴールドカード 実力を徹底検証 アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!


 

10月号8月21日発売
定価730円(税込)
◆購入はコチラ!

Amazonで「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!


【最強「株」ランキング&ふるさと納税・秋冬版】
速報! 上方修正必至好スタート株13
・3年で2倍を狙う「儲かる株」ランキング!
成長+割安+配当の「3拍子揃った最強株25」
[17-18年秋冬版]ふるさと納税 大カタログ
・禁断の ふるさと納税「還元率」ランキング
株で1億円作る とっておきのマル秘ワザ
美人主婦のコツコツ「デイトレ」術!
・毎月分配型投信「本当の利回り」激辛診断!
・アナタの危険度は?「老後貧乏」から脱出!
利回り6%超も! 直近3カ月の「新設優待株」
・まだ買える? 高値更新中の米国株をチェック
・勝谷誠彦の「兵庫県知事選挙・散財記」

「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!

>>「最新号蔵出し記事」はこちら!

>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

Apple Pay対応のクレジットカードで選ぶ! Apple Payに登録して得する高還元率カードはコレ! 堀江貴文や橘玲など人気の著者のメルマガ配信開始! クレジットカードに関するクチコミ情報大募集中!