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潮目が変わった!地価は2005年末の水準に戻る

三友システムアプレイザル代表取締役 井上明義

週刊ダイヤモンド編集部
【第10回】 2008年1月11日
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閑古鳥が鳴くマンションの販売センター、Jリートの低迷……。不動産市場が変調をきたしている。首都圏を中心にこの数年上がり続けた地価は今後どうなるのか。長年、不動産市場をウォッチしてきた独立系不動産鑑定会社、三友システムアプレイザルの井上明義代表取締役が不動産市場の現状を語る。

三友システムアプレイザル井上昭義代表取締役──この数年、ミニバブル状態だった不動産市場に陰りが出ています

 うちの会社では不動産の鑑定調査に基づいて、4半期ごとに地価を指数にまとめています。対象エリアは1都3県。売買価格ではないため、個別性をできるだけ排除した価格になっているのが特徴。

 1期あたりの対象件数は2000~3000件で、期の終わりの2週間後には結果が出る。

 国が発表する公示地価は数カ月前の過去の事例で、しかも発表は年1回きり。中立性、ボリュームの多さ、即時性という点で日本では類を見ないデータと自負しています。

 そのデータに昨年後半から異変がおきました。商業地、住宅地ともに対前年の変化率が低迷し始めた。2007年度の10~12月期はプラス、2008年1~3月期は少しマイナスになるぐらいと見ていたのですが、2007年度10~12月期は変化が急激に落ち込みそうです(1月8日時点ではまだ未集計)。

──商業地、住宅地別にもう少し詳細にみると、どうなりますか

 都心の新築ビルはテナントが早く見つかるようだ。

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