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ビジネスマンのための 大学・大学院の歩き方

「京都産業大学大学院・経済学研究科(通信教育課程)」e-mailを駆使し、2年間マンツーマンの指導が受けられる

並木浩一 [ダイヤモンド社 編集委員]
【第17回】 2009年1月14日
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 ビジネスマンのキャリアアップ、スキルアップのための大学院として考えられる学問分野のひとつが『経済学』である。とはいえ、働きながら経済学を学ぼうとすると、選択肢は数少ない。経営学分野に対して、経済学の夜間開講や土日開講、通信制は貴重な存在だ。

 京都産業大学大学院・経済学研究科(通信教育課程)はそうした稀少な、「働きながら学べる経済学の大学院」の筆頭格と言えるだろう。この大学院は2007年4月に誕生。全国で初めて、通信教育で『修士(経済学)』の学位が取得できる大学院である。非・経済学部出身者にも広く門戸を開いている。

 大学自体の知名度は、同大学の教員が先のノーベル賞を受賞したことでもわかる通り、全国区。近畿圏だけでなく、首都圏でももはや知られた存在だ。

 この通信制大学院の学修システムの大きな特徴は「e-mailの駆使」であるといっていい。授業は主にe-mailを利用する。eラーニングの技術に依存するのではなく、極めてハイタッチなやりかたで大学院教育を行なっているのである。学習が主となる学部と異なり、研究が主となる大学院レベルの教育では不足がなく、むしろ「学習のためのITスキル」に依存しない分、実をとったやりかたに見える。

 一方、専門とする研究テーマの指導は、原則「院生1名に対して教員1名」。スクーリングによる対面授業も含め、2年間を通じてマンツーマンの指導を受ける。スクーリングは原則8月と2月の予定だが、期間は予め設定せず、指導教員との個別相談によって決まる。

 通学制の大学院のように融通が効くのは、日頃からメールでコミュニケーションが密にとれることに依る。これも、通学制の大学院の実態に合った、現実的な通信制への移し替え。全国から入学できる懐の深さがある。

 教員の専門領域は公共経済学、ミクロ経済学、労働経済学、財政学、金融論、農業政策などを幅広くカバーする。一方で修了要件単位は「30単位」以上で、これも無理がない。入学の選抜は年2回で、スケジュールも立てやすい。

 ビジネスマンの学修を応援したいという気持ちが伝わってくる大学院。さらに特筆できるのは費用の安さである。学費年額255000円、入学金135000円、教育充実費66000円。私立大学大学院の学費とは思えないほど、負担が軽い。

京都産業大学大学院・経済学研究科(通信教育課程)

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並木浩一 [ダイヤモンド社 編集委員]

1961年生まれ。青山学院大学フランス文学科卒、放送大学大学院修了、修士(学術)。編集者・執筆者として長年資格取得のテーマを手がけ、関連の著書に「最新 資格の抜け道」、共著に「『資格の達人」「税理士試験免除マニュアル」(いずれもダイヤモンド社刊)がある。


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