株式レポート
7月22日 8時13分
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マネックス証券

米国市場は冴えない決算が重石となり下落 日本市場は米国株安と円高で反落か - 市況概況

NYダウ: 17919.29  ▼181.12 (7/21)
NASDAQ: 5208.12  ▼10.74 (7/21)

【米国株式市場】
<ニューヨーク市場>

  1. 概況

    米国市場は冴えない企業決算を受けて反落となりました。ダウ平均は一部構成銘柄の減収減益決算を嫌気して取引開始直後から大きく売られると、その後も下げ幅を広げ午後には230ドル安余りまで下落する場面もありました。引けにかけてやや持ち直したものの、ダウ平均は結局181ドル安の17,919ドルと6営業日ぶりに節目の18,000ドルを割り込んで取引を終えました。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は10ポイント安の5,208ポイントとなっています。

  2. 業種別動向

    業種別S&P500株価指数は全10業種のうちエネルギーを除く9業種が下げました。なかでも電気通信サービスと資本財・サービスが1%を超える下落となったほか、公益事業も1%近く下げています。

  3. 個別銘柄動向

    減収減益決算を嫌気して機械・航空関連のユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)やIBM(IBM)が大きく売られました。ユナイテッド・テクノロジーズが7%安となったほか、IBMも6%近く下げ、この2銘柄でダウ平均を120ドル近く押し下げました。また、四半期決算で売上高が市場予想ほど伸びなかった通信のベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)が売られ、投資判断の引き下げを受けて電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)が大幅安となっています。一方で決算は減収減益だったものの、1株利益が市場予想を上回った大型バイクのハーレー・ダビッドソン(HOG)が5%近く上げたほか、市場予想を上回る増益決算を発表したトラベラーズ(TRV)が堅調でした。なお、取引終了後に決算を発表したアップル(AAPL)は大幅な増収増益で、1株利益も市場予想を上回ったものの、アップルウオッチの販売が市場の期待に届かなかったとの見方が出たことや、7-9月期の売上高見通しが市場予想並みとなったことなどが嫌気され時間外で大きく下げています。さらに同じく取引終了後に決算を発表したマイクロソフト(MSFT)は赤字転落が嫌気され、こちらも時間外で売られています。

【VIEW POINT: 今日の視点】
米国市場の下落に加え、ドル円も123円台を付けやや円高に振れていることから本日の日本市場は反落でのスタートが予想されます。こうしたなか昨日までの6日続伸で1,000円以上上昇した日経平均が底堅さをみせるかが注目されます。

(マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト 金山 敏之)

【為替・金利等】ヨハネスブルグ・ロンドン対ウェリントン
<ポイント>

◆昨日は、最近の動きが反転し、原油などコモディティ価格の反発および米株安・米利回りの低下と共にドルが対主要通貨でほぼ全面安となった。

◆ドル/円はこうした動きに加えて、黒田日銀総裁がインフレが向こう数か月間に加速し、現時点で追加緩和は不要との見解を述べたことも、円買戻し材料となり、一時は124.48円へ続伸していたが123.76円へ反落した。

◆本日は、豪2QCPI、南ア6月CPI、英BoE議事要旨、米6月中古住宅販売件数、そして明朝6:00にRBNZ金融政策決定が予定されているなど、今週最も重要イベントが多い日となる。

◆特に翌朝のRBNZが最も相場を動かし易く、25bps追加利下げが幅広く予想されている中、利下げ幅が50bpsとなったり目先の追加利下げが示唆されるとNZドルが再び下落に向かう一方、追加利下げが示唆されないとNZドルは大幅に続伸しそうだ。

◆南アCPIでは、コアCPIがインフレ目標上限の6%に更に接近すると、明日予定される南ア準銀会合で利上げが行われる可能性が更に高まり、ランド高となりそうだ。

◆BoEはタカ派発言が相次いでいる中で、今回発表の議事要旨で利上げ票が投じられていたことが確認されると、ポンド高に繋がりそうだ。

◆こうした中、ドル/円は市場の焦点ではないが、昨日124円台半ばで再び黒田総裁から追加緩和消極発言が聞かれたことから、改めて124円台半ばでの上値の重さが意識されそうで、124円丁度近辺でのもみ合いとなりそうだ。

(マネックス証券 シニア・ストラテジスト 山本 雅文)

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(マネックス証券)


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