株式レポート
7月30日 8時9分
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マネックス証券

米国市場はFOMCで9月の利上げ示唆なく続伸 日本市場は円安もあり上昇か - 市況概況

NYダウ: 17751.39  △121.12 (7/29)
NASDAQ: 5111.73  △22.53 (7/29)

【米国株式市場】
<ニューヨーク市場>

  1. 概況

    米国市場は米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文で9月の利上を示唆するような表現がなかったことが好感され続伸しました。中国株の反発や欧州株高を受けて取引開始直後から買われたダウ平均は昼過ぎに110ドル高余りまで上昇すると、FOMCの結果発表を午後に控え一旦伸び悩みましたが、FOMCの結果発表後に一段高となると取引終盤には150ドル高近くまで買われました。結局ダウ平均は121ドル高の17,751ドルで取引を終えています。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は22ポイント高の5,111ポイントとなっています。

  2. 業種別動向

    業種別S&P500株価指数は10業種全てが上げました。なかでもエネルギーと資本財・サービスが1%を超える上昇となったほか、一般消費財・サービスと電気通信サービスも1%近く上げました。

  3. 個別銘柄動向

    通期の売上高見通しを引き上げたバイオ製薬のギリアド・サイエンシズ(GILD)が買われ、決算が市場予想を上回ったタイヤのグッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー(GT)が堅調でした。また、1株利益が予想を上回った米金融情報会社のトムソン・ロイター(TRI)が大きく上げました。さらに防衛大手ゼネラル・ダイナミクス(GD)が好決算を受けて大幅高となったほか、化学のサイテック(CYT)がベルギーの同業のソルベイからの買収提案に合意したことが好感され急伸しています。一方でツイッター(TWTR)が急落しました。決算は大幅増収だったものの利用者数が伸び悩んだことなどで目標株価の引き下げが相次いだことから売りが嵩みました。売上高見通しを引き下げた口コミサイトのイェルプ(YELP)も急落しています。

【VIEW POINT: 今日の視点】

米国株高に加え、ドル円が円安に振れていることもあって本日の日本市場は上昇してのスタートが予想されます。こうしたなか日経平均が25日移動平均線を引けで回復できるかが注目されます。また、本日の取引時間中には三菱電機(6503)やマツダ(7261)、住友商事(8053)、JFEホールディングス(5411)などが決算発表を予定しています。

(マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト 金山 敏之)

【為替・金利等】米高成長は商品高につながりそうにない
<ポイント>

◆昨日は、FOMC声明文で景気認識が若干上方修正され、次回9月利上げに向けて一歩近づいたとの見方から、発表後にドルが対主要通貨で一瞬下落したあと最終的には小幅高となったのが特徴的だった。

◆ドル/円は発表前に123円台半ばから123円台後半へじり高となったあと、発表後に一時124.02円へ続伸した。

◆ユーロ/ドルも同様に、1.10ドル台半ばで弱含みで推移した後、発表後に一時1.0967ドルへユーロ安ドル高となった。

◆FOMC声明文発表後の動きとしては、米中長期債利回りは発表後小幅低下したが発表前の小幅上昇を維持、米株価は景気認識の上方修正を受けて小幅高、ドルは対主要通貨で小幅高に留まった一方、新興国通貨売りには繋がらず、コモディティ価格も下落せずと、Fedからみてまずまずの反応といえるかもしれない。

◆本日は、Stevens・RBA総裁発言、豪住宅建設許可件数、ドイツ7月HICP(インフレ率)、そして米2QGDP速報値が発表予定となっているが、最大の注目点は米GDP成長率で、2%台半ばの市場予想程度に留まっても安心材料となりドル下支え材料となるが、年内2回利上げ期待の高まりとドル大幅上昇には、3%近い成長率が必要となりそうだ。

(マネックス証券 シニア・ストラテジスト 山本 雅文)

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(マネックス証券)


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