株式レポート
8月6日 8時8分
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米国市場は高安まちまち ダウ平均は小幅に5日続落 日本市場は円安を好感し続伸か - 市況概況

NYダウ: 17540.47  ▼10.22 (8/5)
NASDAQ: 5139.95  △34.40 (8/5)

【米国株式市場】
<ニューヨーク市場>

  1. 概況

    米国市場は高安まちまちでした。ウォルト・ディズニー(DIS)の急落が重石となったダウ平均は小幅続落となったものの、S&P500株価指数とナスダック総合株価指数は4日ぶりに反発しました。7月のADP全米雇用リポートが市場予想に届かなかったことで早期の利上げ観測が後退したことでダウ平均は午前中に110ドル高まで買われましたが、原油価格の下落に伴って上げ幅を縮めると昼過ぎにはマイナスに転じました。その後、切り返しプラスとなる場面もありましたが、上値は重く結局10ドル安の17,540ドルと5日続落で取引を終えました。一方でS&P500株価指数が6ポイント高の2,099ポイントとなったほか、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も34ポイント高の5,139ポイントとなりました。

  2. 業種別動向

    業種別S&P500株価指数は全10業種のうち一般消費財・サービス、エネルギー、電気通信サービスの3業種が下げ、一般消費財・サービスは1%を超える下落となりました。一方で情報技術や生活必需品、ヘルスケアなどの7業種が上げ、なかでも情報技術は1%余りの上昇となっています。

  3. 個別銘柄動向

    決算で売上高が市場予想に届かなかったうえ、ケーブル・ネットワークス部門の利益見通し引き下げたウォルト・ディズニーが9%を超える下げとなりました。つれてコムキャスト(CMCSA)やディスカバリー・コミュニケーションズ(DISCA)、21世紀フォックス(FOXA)などケーブルテレビ株が大きく売られました。ウォルト・ディズニーは1銘柄でダウ平均を70ドル以上押し下げています。また、2015年通期の1株利益見通しの据え置きを発表したタイムワーナー(TWX)が安く、決算が赤字に転落した石油・天然ガス開発のチェサピーク・エナジー(CHK)が急落しました。原油価格の下落を受けてシェブロン(CVX)も軟調となっています。一方で決算が予想を上回った旅行予約サイトのプライスライン・グループ(PCLN)が大幅高となり、増収増益決算を発表した衛星放送のディッシュ・ネットワーク(DISH)も買われました。

  4. 為替・金利等

    長期金利は7月のISM非製造業景況感指数が2005年8月以来の10年ぶりの高水準となったことで早期の利上げが意識され前日比0.05%高い2.27%となりました。こうしたなかドル円では円安が進み一時125円台を付ける場面もありました。朝方は124円80銭台での推移となっています。

【VIEW POINT: 今日の視点】
本日の日本市場はドル円が一段と円安に振れていることから続伸でのスタートが予想されます。明日に日銀の金融政策決定会合の結果発表や米雇用統計の発表など重要イベントを控えるなか日経平均がどこまで上値を伸ばせるかが注目されます。

(マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト 金山 敏之)

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(マネックス証券)


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